今回は5鞍も振り返るゆえに能書きまで考える暇もさすがにない。早速着順のチェックから。
その1 京都牝馬ステークス
◎メイケイエール(3番人気)→10着
○ナムラクレア(1番人気)→2着
▲ウインシャーロット(7番人気)→18着のシンガリ
△ソーダズリング(2番人気)→1着
△シングザットソング(11番人気)→5着
△モズゴールドバレル(6番人気)→8着
その2 ダイヤモンドステークス
◎テーオーロイヤル(2番人気)→1着
○ワープスピード(3番人気)→3着
▲サリエラ(1番人気)→2着
△ニシノレヴナント(4番人気)→7着
△ヒュミドール(8番人気)→10着のシンガリ
その3 ヒヤシンスステークス
◎ハビレ(8番人気)→3着
○アンクエンチャブル(1番人気)→2着
▲バロンドール(3番人気)→5着
△ロジアデレード(2番人気)→4着
△チカッパ(6番人気)→5着
△ペッパーミル(10番人気)→10着のブービー
その4 小倉大賞典
◎ダンディズム(5番人気)→8着
○エピファニー(3番人気)→1着
▲アサマノイタズラ(11番人気)→11着
△フェーングロッテン(9番人気)→5着
△アドマイヤビルゴ(12番人気)→10着
その5 フェブラリーステークス
◎ドンフランキー(10番人気)→9着
○イグナイター(8番人気)→11着
▲オメガギネス(1番人気)→14着
△タガノビューティー(7番人気)→4着
△レッドルゼル(6番人気)→6着
△ウィルソンテソーロ(2番人気)→8着
フェブラリーステークスの穴馬暗躍ぶりには度肝を抜かれた。波乱含みまでは予想できていたがそのシナリオが『逃げ馬と地方馬での波乱』というドラスティックな展開を予想していた者としては『2ケタ人気2頭でかき回す』というのには声を失ってしまった…
地方馬だけに注目するとイグナイターは東京の直線の長さに脚を殺されてしまった感じで、そのイグナイターにミックファイアが7着の地方再先着で着順上上回る形になり、伊達に南関東三冠はしていないところを見せた感じになったか。ゾウたん的にはミックファイアも中距離路線に戻ると思うがこれでスタート直線の長い盛岡(マイルチャンピオンシップ南部杯)でも使うことがあれば変化球として楽しみにしたいのはある。イグナイターにしても『もう兵庫では斤量の関係で使える重賞がない』とのことで海外を含めた各地転戦の方向性をオーナーサイドが示しているらしく、ドバイの招待に応える方針もあるため、国内のダート単距離路線の主軸に戻る形でこれからの奮起を期待したい。残るスピーディキックは軽めのダートは難しいのかなの一言。地方での牝馬同士の路線に戻ってやれるに越したことはないくらいに構えてもいいのかな…
2月から3月は競馬界にとっても人事往来の時期。小倉の地で引退式とか3月5日で引退の名伯楽が7名とか…引退調教師への『一番やり』がなるかにも注目が必要なこの2週。週の中間にはエア予想に取り組む重賞もないのでやることはいくつかあるが気持ち的には休めそう。
そして次の日曜日、高知でビッグレースに成長する予感の新設重賞が!高知競馬史上初の『グランダム・ジャパン古馬シーズン(春)』の対象競走ということでとりあえずはメンバーの質が問われる一戦にもなりそう。どうもわりと濃いメンバーが登録しているらしく週末のJRAの重賞よりはこっちのほうが楽しみになってきた。高知競馬のビッグレースに成長できるかを見極めるのにも注目しておきたい!