春の小川に清流が流れるにはまだ遠し…まだまだエア予想的にも肩慣らしが続きそう!

 

 

その1 きさらぎ賞

 

BS放送チャンネルやラジオの放送波削減のあおりで賜賞していたNHKはマイルカップへの協賛の集約で撤退。むしろ朝日新聞社に(阪神)ジュベナイルフィリーズの冠についてもらってフューチュリティステークスの冠譲ってもらった方がファンが納得いきそう…

 

 

ワンターンの1800mで連勝中の④を本命に。この馬は2ターンで取りこぼしかねない傾向が重く出そうで京都の長いバックストレッチと3コーナーの坂も無難にこなせても驚けないとみる。対抗の⑨は京都実績が未勝利であるのでコース適性が出そうな感じか。単穴の②も京都での未勝利実績は認めるが阪神のワンターンの新馬で3着であり劣る意味で印は下げた。押さえ序列は⑫→⑧の順。

 

 

その2 東京新聞杯

 

中日新聞社が1966年から協賛を開始する前の1951年の創設当時は大井競馬の秋の重賞とは字が違えども『東京杯』(大井競馬は『盃』)。JRAでの年の古馬マイル重賞はここが振り出し!

 

 

前評判でリバティアイランドに後塵を拝した牝馬の評価がよさそうだが⑥は1600mだと忙しそうな印象が強く単穴に、⑫も東京の長い直線では持ち味を殺されかねないと考え押さえの2番手までそれぞれ印を落とす。本命に浮上したのは⑦。3走前に東京でも1800mだがエプソムカップを制し昨年のマイルチャンピオンシップが3着。GⅢと東京1600mだと与しやすい条件に落ち着いた。対抗の⑬は近4走でマイルと使った場合3着内確保が著しく直線坂の東京に変われば展開なりの勝ち方も不可能ではないとみる。押さえは⑨→⑫→⑪→⑯の順。

 

 

ついでに梅見月杯のエア予想も振り返っておこう。

ひとくちの能書きを懐述するのはこのあと発売が決まったサウジカップの絡みで言いたいことがあるので今回は着順だけで終えてしまおう。

 

◎ボヌールバローズ(1番人気)→3着

○ナイトオブバンド(9番人気)→12着のシンガリ

▲ベイビーボス(4番人気)→6着

△サヨノグローリー(2番人気)→2着

△ブンブンマル(3番人気)→4着

△ヴォランテ(5番人気)→7着

 

 

 

ところで…

 

この原稿を書く前日、2月1日付で『農林水産大臣が指定する海外競馬の競走』にサウジカップが仲間入りし、JRAでの馬券発売が決まったニュースを知った。

 

出走馬決定方式がスクラッチ式のような感じで補欠馬の有無でUMACAでの発売がなくなる可能性もありなんとなく『即PAT・A-PATユーザが得する』次元の話にも聞こえてしまう。グリーンチャンネルはこれまでの海外競馬中継の実績や『ALL IN LINE~世界の競馬~』で積み重ねていたのもあるのでノンスクランブルでの中継可否やサウジカップデー内のアンダーカードの網羅も含め心配はしてはいないが、同じ中継を手掛けるのでも大変なのはラジオNIKKEIのほうだと思う。発売は決まったはいいが実況アナの選定までは順調にいくとして発走時間帯がど深夜ということもあり、海外競馬の中継放送では必需になるサラブレッド血統センターからうまいこと解説者が虎ノ門のスタジオまで来れるのか、あと、誰がスタジオ進行に回るのか日曜日の中継に人員的な影響が出かねないかちょっと心配。虎ノ門のスタジオがアナウンサーだけになり解説者全員リモートなんて事態なら…これまでのノウハウどおりにやれるなら大丈夫だと思うけど放送時間が特殊すぎてアンダーカードの放送や解説者に今年の海外競馬の展望とか聞いて穴埋めするしかないような感じがして…(ウ~ン)

 

JRAによる海外競馬に関して最近ゾウたん的に思うのは、サウジカップもそうだが米国のペガサスワールドカップを農林水産大臣が指定する海外競馬競走に入れてあげてほしいこと。あと、オオバンブルマイが制覇した件でいえばゴールデンイーグルも国際的GⅠに成長してくれればJRAが発売可能になるように配慮してあげてほしい気もする。