角度を変えて2023年の3連単ダービーを振り返る第2弾。

 

今回は『東西対抗』という視点ならどうだったのか見ていきたい。

 

 

まず、東西対抗にあたってデータをどういう定義にするかだが、昨年2月に山本直アナが関西支社から東京本社に復帰したことに伴いこのような定義にした。

 

関西支社→檜川彰人・三浦拓実アナの全実況分に山本直アナの1月までの実況分を加えたもの

東京本社→直アナの2月以降の全実況分にほかのアナウンサーの全実況分を加えたもの

 

結果的にどうなったか計算式を含めた形で書いておく。なお、計算のしやすさもあるので、関西支社分から先に掲載する。

 

 

【関西支社分】

 

(1)レース数

①檜川アナと三浦アナの合計 884鞍

②直アナの1月担当分 46鞍

①+②=930鞍・・・(a)

 

(2)万馬券レース数

③檜川アナと三浦アナの合計 636鞍

④直アナの1月担当分 31鞍

③+④=667鞍・・・(b)

 

(3)全レースの払戻金の合計

⑤檜川アナと三浦アナの合計 94,228,255円

⑥直アナの1月担当分 5,488,715円

⑤+⑥=99,717,940円・・・(c)

 

(4)万馬券1レースあたりの払戻金

⑦檜川アナと三浦アナの合計 92,963,875円

⑧直アナの1月担当分 5,407,275円

⑦+⑧=98,371,060円・・・(d)

 

《結果》

万馬券打率・・・(b)÷(a)≒0.71720

平均飛距離・・・(c)÷(a)≒107,224円

万馬券1レースあたりの飛距離・・・(d)÷(b)≒147,483

 

 

【東京本社分】

 

(1)レース数

⑨直アナの2月以降担当分・・・381鞍

⑩ほかのアナウンサーの全実況分・・・2145鞍

⑨+⑩=2526鞍・・・(e)

 

(2)万馬券レース数

⑪直アナの2月以降担当分・・・282鞍

⑫ほかのアナウンサーの全実況分・・・1589鞍

⑪+⑫=1871鞍・・・(f)

 

(3)全レースの払戻金の合計

⑬直アナの2月以降担当分・・・43,987,010円

⑭ほかのアナウンサーの全実況分・・・295,607,815円

⑬+⑭=339,594,825円・・・(g)

 

(4)万馬券1レースあたりの払戻金

⑮直アナの2月以降担当分・・・43,468,760円

⑯ほかのアナウンサーの全実況分・・・292,688,995円

⑮+⑯=336,157,755円・・・(h)

 

《結果》

万馬券打率・・・(f)÷(e)≒0.74069

平均飛距離・・・(g)÷(e)≒134,440円

万馬券1レースあたりの飛距離・・・(h)÷(f)≒179,667円

 

[判定]

 

万馬券打率

 東京本社 .74069  >  関西支社 .71720 ・・・東京本社の勝ち

平均飛距離

 東京本社 134,440円  >  関西支社 107,224円 ・・・東京本社の勝ち

万馬券打席あたりの飛距離

 東京本社 179,667円  >  関西支社 147,483円 ・・・東京本社の勝ち

 

そして最後に100万円以上の本塁打は…

 

【関西支社】

直アナの1月担当分・・・1本

檜川アナと三浦アナの合計・・・15本

計16本

 

【東京本社】

直アナの2月担当分・・・8本

ほかのアナウンサーの全実況分・・・46本

計54本

 

東京本社 54本  >  関西支社 16本 ・・・東京本社の勝ち

 

 

結果的にこの3連単ダービーは東京本社が各部門を完勝した形での2023年の結果になった。

 

 

『ゾウたんは野暮なこと集計している』『暇人の極みだ』と思っている方は多いと思うが別に言われても構わない。3連単ダービーを集計する上では一度はやっておきたかったのが今回の事象。関西支社の在籍人員が少ないから自然とこうなると考える方は多いと思うが、『もしも檜川アナが10万馬券以上ばかり実況してたらどうなるのか?』『関西支社在籍者でホームラン量産したらどうなったの?』なんて疑問もこの集計に駆り立てた発端である。集計を重ねていくとまだやりたいことは見えてくる。また気づいたときにお見せできればと思っている。

 

 

あと、WIN5の払戻金についても算出しようと思えばできたのだが思考回路の混乱やメンタル崩壊を防ぐ意味もあり、今回は見合わせることにしてやるにしても別の機会を見計らって取り組む形にしたい。