通常だとウチのお馬さんの新規入厩は原則偶数月。

 

しかし、ターフィー通販クラブでのアイドルホース送料無料キャンペーンに乗る形で『おチビチーム』を入厩させることになり、そこに加えて誰かいないかな~と探した結果一頭の引退馬に巡り合う。それは…

 

現役時代は善戦マン→引退馬支援の先駆け『バースデードネーション』のモデルケース→『ウマ娘プリティーダービー』の人気擬人馬キャラに上り詰めたナイスネイチャさん!



通常の紹介だと先に決めたあだ名について書くのだが今回は史実から入る。

 

1988年生まれ。カナダの三冠競走の一角を制した父の産駒として生を受けクラシック路線はトウカイテイオーらと覇を競う。小倉で古馬相手に初重賞制覇、続くトライアルも勝って菊花賞に出走。4着に敗れたものの次戦で当時存在していたトリッキーな阪神2500mで重賞制覇したのをテコに有馬記念に出走。そこからあまりにも有名な『3年連続有馬記念3着』というある意味珍しい金字塔を打ち立ててしまう。夏の中京時代の高松宮杯に勝ったあと中山のマイル重賞で61kgを背負って出走するなどチャレンジャー的なことにも着手したが個性的な競走生活のまま引退。JRAが拡大馬連馬券の『ワイド』を導入した際にイメージキャラクターにまでなったほど。優秀な産駒の輩出には至らなかったが、種牡馬生活を終えてからは引退馬協会のプロジェクト『フォスターホース』に選定され2017年からは『バースデードネーション』のモデルケースにもなり、引退馬支援の道を開いた先駆者でもある。

 

困ったのはあだ名である。

我が家に入厩したはいいが優秀な産駒に恵まれなかったこともあり、当初ライちゃん(ライスシャワー:史実では産駒がいない)の別の呼び方だった『お父ちゃん』から想像できるものを考え検索したが見つからず、『会社組織だとどんな扱いか』と考え弟に相談。

そんな弟は見てくれでウチのお馬さんの一部に関してつけられた呼び方とは別のイメージを持って呼ぶようになっている。特に顕著なのはこの2頭で、

  • おまわり(レイデオロ) → 『署長』
  • ライちゃん(ライスシャワー) → 『大臣』
それを受けてどんなイメージが湧くか聞いてみたら『どこかの会社役員?』だったので『社長』となるとトップという柄でもないので『専務』はどうか提案したら感触がよかったので呼ぶことに。
 
呼ばれてみてもまんざらでもないと思っている専務。血統的にはノーザンダンサーの血を引いているため比較的昔の王道血統のつながりもあり前述のライちゃんと気が合う。また、顔立ちがおじちゃん(オグリキャップ)を鹿毛にしたような出で立ちのためおじちゃんを頼れる先輩に思っている。ただ、平身低頭ぶりが顕著なのか頭の上がらない後輩も多く、遠慮をいかに取り除くかが我が家での課題になりそう。