2023年の中央競馬全レースにおける実況アナの万馬券打率・飛距離・本塁打のランキングが確定したので発表!

 

なお、JRAの全レースとWIN5の最終結果の速報は12月28日の2023年の全レース終了後に私のX(旧Twitter)に先行してポストしています。

 

 

まずはJRAの全レース

小塚歩アナが万馬券打率・平均飛距離・万馬券1打席あたりでの飛距離3部門で首位に輝き三冠となった。第2位は万馬券打率は米田元気アナで飛距離2部門は大関隼アナ。第3位は万馬券打率が小林雅巳アナで飛距離2部門は山本直也アナ。

 

本塁打は直也アナが小塚アナとの接戦を振り切る形でリーディング獲得。第3位の小林アナまでが10本以上。

 

飛ばなかったのは万馬券打率が中野雷太アナ、平均飛距離が三浦拓実アナ、万馬券1打席の飛距離は米田アナとばらつく形になった。中野アナと三浦アナの絶不調が顕著で2人を中心にブービー争いが展開されてしまった形に。米田アナの場合は万馬券打率と飛距離が正反対の結果になってしまったところ。飛距離2部門でともに第2位の大関アナにも似た傾向があり万馬券打率で第7位と振るわなかった。飛距離2部門で第3位の直也アナは万馬券打率があと一息といったところで、万馬券打率第3位の小林アナは飛距離2部門で平均的なポジションに落ち着いてしまったようである。

 

年間データをグラフ化したのも貼っておきたい。

 

 

 

続いてWIN5

後述する億超え単価への貢献があるアナウンサーがリーディング上位につけた形。大関アナが唯一の2000万円超えでのリーディング獲得。第2~3位が接戦で小林アナが第2位、山本直アナが第3位となり、第4位の小塚アナまでが1000万円以上。

飛ばなかったのは万馬券打率同様中野アナで唯一の200万円割れ。ほかには檜川彰人アナと本塁打でリーディング獲得の直也アナも300万円を超えることなく思わしくない結果でのフィニッシュになった。

 

こちらも年間データをグラフ化したものを貼っておく。

 

 

続いて、2023年の本塁打(所謂高額払い戻し)のトップ10を掲載する。

 

第1位 17,730,000円(8月20日札幌第7レース・大関アナ)

第2位 17,649,380円(12月17日中山第2レース・小塚アナ)

第3位 13,530,390円(12月2日中山第7レース・大関アナ)

第4位 6,196,220円(6月18日函館第8レース・小塚アナ)

第5位 5,121,880円(1月9日東京第6レース・山本直也アナ)

第6位 3,815,610円(5月27日東京第9レース・山本直也アナ)

第7位 3,564,220円(1月9日中京第11レース・檜川アナ)

第8位 3,366,490円(5月21日東京第10レース・大関アナ)

第9位 3,328,480円(10月29日東京第4レース・中野アナ)

第10位 3,188,680円(1月22日小倉第6レース・小塚アナ)

 

1000万円以上の場外ホームランが3鞍。第4位までを小塚アナと大関アナが占め飛距離の上位2傑を裏付ける形になった。第5・6位にランクインした直也アナの実績も飛距離2部門で第3位に入るのを裏付ける形になったといっていいい。第9位に飛距離では不甲斐なかった中野アナの名前があるがこれは偶発と考えたほうがよさそう。

 

 

逆に、飛ばなかった三振(3ケタ配当)ワースト10もランキング形式で書いておきたい。

 

1位     480円(7月22日福島第2レース・米田アナ)

第2位     630円(2月25日阪神第9レース・山本直アナ)

第3位     650円(11月5日東京第4レース・米田アナ)

第4位     660円(10月15日東京第2レース・米田アナ)

第5位     670円(1月9日中京第1レース・山本直アナ)

第5位(同点) 670円(9月30日阪神第3レース・三浦アナ)

第7位     700円(8月27日札幌第5レース・山本直アナ)

第8位     760円(2月11日東京第6レース・小塚アナ)

第9位     780円(1月15日中京第5レース・三浦アナ)

第9位(同点)  780円(2月4日小倉第1レース・大関アナ)

 

米田アナが3鞍、三浦アナが2鞍と飛距離での不振を裏付けるランクインとなってしまった。飛距離で上位の小塚アナと大関アナが1鞍ずつランクインしているのは偶発的とみてよさそうだが第2位と第7位にランクインしている直アナについてはホームラン9本で相殺される形であまり下にはいかなかったのではとみている。

 

 

最後に、2023年のWIN5の実況単価のベスト5とワースト5を記載する。担当アナは《東主場・西主場・(第3場)》の順に記載。

 

【ベスト5】

 

第1位 9月24日 214,391,660円 含まれる重賞…オールカマー・神戸新聞杯

(当日結果 428,783,320円 小林アナ・小塚アナ)

 

第2位 9月10日 211,590,015円 含まれる重賞…京成杯オータムハンデキャップ・セントウルステークス

(当日結果 423,180,030円 大関アナ・山本直アナ)

 

第3位 7月23日 72,949,017円 含まれる重賞…中京記念

(当日結果 218,847,050円 米田アナ・三浦アナ・大関アナ)

 

第4位 5月7日 25,104,403円 含まれる重賞…NHKマイルカップ・新潟大賞典

(当日結果 75,313,210円 山本直アナ・大関アナ・小林アナ)

 

第5位 9月3日 21,638,713円 含まれる重賞…新潟記念・小倉2歳ステークス

(当日結果 64,916,140円 米田アナ・三浦アナ・小林アナ)

 

 

【ワースト5】

 

第1位 9月18日 7,690円 含まれる重賞…セントライト記念

(当日結果15,380円 小塚アナ・檜川アナ)

 

第2位 1月29日 9,897円 含まれる重賞…根岸ステークス・シルクロードステークス

(当日結果29,690円 大関アナ・三浦アナ・小林アナ)

 

第3位 6月18日 16,423円 含まれる重賞…ユニコーンステークス・マーメイドステークス

(当日結果49,270円 中野アナ・檜川アナ・小塚アナ)

 

第4位 4月16日 17,333円 含まれる重賞…皐月賞・アンタレスステークス

(当日結果52,000円 小塚アナ・檜川アナ・米田アナ)

 

第5位 2月19日 31,970円 含まれる重賞…フェブラリーステークス・小倉大賞典

(当日結果57,020円 大関アナ・檜川アナ・米田アナ)

 

ワースト5に2回ランクインはあるものの大関アナがベスト5に3回ランクイン(うち単価上位2鞍)していることから完全にリーディング争いでぶっちぎる原動力なったといえる。第2位の小林アナはベスト5が3回ワースト5に1回とムラが出た形で、第3位の直アナはベスト5に2回ランクインがありワースト5には顔がなかったもののランク外の小技と相殺される形で第3位に落ち着いたところか。

飛ばなかった中野アナはワースト5に1回ランクインしているが全般的な低空飛行があだになった形で、檜川アナの場合はワースト5に4回ランクインはあるものの要所を飛ばす形でシンガリを免れた格好か。双方に直也アナの名前がないがアウトコースに単価が偏った形で300万円を割ってしまったところか。

 

 

なお、地方競馬分の結果と海外競馬分の結果については、払戻金のランキングについても整理してから発表するのでしばらくお待ちいただきたい。あと、中山・阪神・中京の開催場別のランキング作成と発表が残っているが集計がまとまり次第掲載するので、こちらもしばらくお待ちいただきたい。

 

 

また、2024年の1月中の個人の感想的に考えられる馬券戦術では今回確定した年間データをもとに書いていくことになるので2024年初回の最新データの発表は1月の開催終了後になる予定。また、1月上旬に1月の実況担当が競馬実況webに掲載されるはずなので、次の馬券戦術とWIN5の戦術は発表を受けて執筆に着手することをご理解いただきたい。でも、その際は3日間ともWIN5発売だから馬券戦術の考察が疲れるかもしれないけど…頑張る!