クリスマスイブの決戦が2つ。大きくは全国の中央競馬ファンの、小さくは九州の競馬ファンの信託を受けた馬が出走を許される2つのグランプリ!
その1 有馬記念
(買い目まで)
68回目の歴史の中でも絶対的な馬が不在…例年にない群雄割拠・百花繚乱の芝の王座決定戦
これまでデータ的に不利な8枠にいい馬が集まった。今年の中央競馬を語るうえで重要な引退したイクイノックスと来年再始動のリバティアイランドの代理戦争的なサインを考え本命はスターズオンアースにする。オークスからルメール騎手を擁し(1.1.2.0)と崩れていない。ビュイック騎手に手が変わった前走のジャパンカップですら3着と相手なりにやれるところは見せつけた。手の内を知るルメール騎手に戻るとなれば不利な大外からの発走もここは克服可能と考えたほうがいいか。対抗はソールオリエンス。横山武史騎手で京成杯からクラシック路線を戦って掲示板を外しておらず川田騎手のテン乗りでも最内枠ならうまく運べれば勝負になりそう。単穴はドウデュース。ドバイの取消明けが戸崎騎手を擁して着順を落としており乗り慣れた武豊騎手なら手ごたえある走りでの確実な復活も不可能ではない。押さえはかなり手厚くタイトルホルダー→スルーセブンシーズ→シャフリヤール→ハーパー→ジャスティンパレス→タスティエーラとバラエティーに富んだ6頭で。
◎⑯スターズオンアース
○①ソールオリエンス
▲⑤ドウデュース
△1(★)④タイトルホルダー
△2(★)⑮スルーセブンシーズ
△3(★)②シャフリヤール
△4(★)⑪ハーパー
△5(★)⑩ジャスティンパレス
△6(★)⑬タスティエーラ
今回は、
(1)馬連①⑯-①②④⑤⑩⑪⑬⑮⑯のフォーメーション15点
(2)ワイド①⑤⑯-①②④⑤⑩⑪⑬⑮⑯のフォーメーション21点
(3)②④⑩⑪⑬⑮の複勝
計42点!
△のワイドのタテ目もフォローすれば多点投資になるだけに泣く泣く複勝での妥協。絞るに絞り切れない買い目ゆえに厳しい予想にならざるを得なかった。
その2 中島記念
(印だけ)
佐賀のファンの信託のその先は佐賀記念に通ず。九州のグランプリゆえに中央や他地区の馬と渡り合える実力もこの先は必要!?
近走充実のイカニカンの復活に期待。近4走がA2条件で100%の連対。3歳時に九州ダービー栄城賞を制していることを考えた場合意地の復活がかかると考え本命にする。対抗はロータスクラウン賞勝ちのブレイブアモーレ。1860mのB級条件を勝ったあと2500mの九州大賞典が2着。中距離で地元勢相手ならここは勝ち負けと考えたい。単穴はヒストリーメイカー。東海菊花賞3着から距離短縮で臨んだA1特別が3着と適性に陰りも考えられそうだがJRA時代1800m級での2着が多いことを考えた場合相手なりに走るようなら逆転候補になりそう。押さえはタガノファジョーロ、マイネルナイペス、グローリーが横一線。
◎④イカニカン
○⑪ブレイブアモーレ
▲⑨ヒストリーメイカー
△⑥タガノファジョーロ、⑦マイネルナイペス、⑩グローリー
誰が如月の佐賀記念に挑むJRA勢に挑戦状をたたきつけるか見もの!
時ならずもJRAと地方競馬がタックを組むキャンペーン『競馬プレミアムウィーク』が始まったばかり。年末競馬もここを越えればホープフルステークスから東京大賞典が次のヤマ場。まずは国民的な一大行事と九州のファンの想いを乗せた一戦で大きい獲物を狙いたいところ。でも多点投資を有馬記念では嫌う形になったのでこれでタテ目の複勝だけに終わったら目も当てられない…今年の的中形態をいい形で終われるかにも疑問符がつくのは確実なだけに…(ry