本題に入る前に、最新となる11月終了時点のデータ(JRAの全レースWIN5)を貼る。

 

ここから本題
 

11月30日の昼前にラジオNIKKEIの競馬実況webに12月の実況担当が掲載された。驚くこともあったので後述するが…

 

 

この結果をもとに、12月2~3日の個人の感想的に考えられる馬券戦術を書いていこうと思う。

 

12月2日(土)
中山1R~6R→小林雅巳アナ→打率は順調だが飛距離が弱含み。1番人気1着固定で穴馬4頭に馬単で流して。

中山7R~12R(ステイヤーズステークスを含む)→大関隼アナ→打率が弱含みだが飛距離が好調。穴馬3~4頭から1番人気2着固定の馬単流しで。マルチも可。
阪神1R~6R→三浦拓実アナ→打率も飛距離もすこぶる弱い。上位人気2頭の単複で守りに入る形で。

阪神7R~12R(チャレンジカップを含む)→山本直アナ→打率も飛距離も平均的。中間人気4頭の馬単BOXで。

中京1R~6R→檜川彰人アナ→打率も飛距離も平均的。穴馬5頭から1番人気2着固定の馬単流しで。

中京7R~12R→米田元気アナ→打率は好調だが飛距離が弱い。2・3番人気の単複で守りに入る形で。


12月3日(日)
中山1R~6R→大関隼アナ→打率が弱含みだが飛距離が好調。中間人気3頭と2~3番人気を馬連フォーメーションで組み合わせて。

中山7R~12R(WIN5対象2レースを含む)→小林雅巳アナ→打率は順調だが飛距離が弱含み。人気サイド3頭と人気薄2頭を馬連フォーメーションで組み合わせて。
阪神1R~6R→山本直也アナ→打率は平均的だが飛距離が強含み。穴馬5頭の3連複BOXで。

阪神7R~12R(WIN5対象1レースを含む)→三浦拓実アナ→打率も飛距離もすこぶる弱い。上位人気3頭の3連単をガミらない形で。
中京1R~6R→米田元気アナ→打率は好調だが飛距離が弱い。1番人気から中間人気4~5頭に馬単で流して。

中京7R~12R(チャンピオンズカップほかWIN5対象1レースを含む)→檜川彰人アナ→打率も飛距離も平均的。中間人気3頭の3連単BOXで。

 

 

12月3日(日)WIN5対象レースの実況は…

※当日の3場の発走順の関係と中京でのGⅠ開催に伴いかなり変則になっています!

 

中山10R・11R→小林雅巳アナ
阪神11R→三浦拓実アナ
中京10R・11R(チャンピオンズカップ)→檜川彰人アナ


第2位の小林アナ、第5位の三浦アナ、シンガリ転落回避がかかる第8位の檜川アナの組み合わせで、条件は、

  • 2勝クラス→3勝クラス→オープン→GⅠリステッド
  • ダートダートダートダート
  • 定量戦→ハンデ戦→ハンデ戦→定量戦→別定戦
の流れ。GⅠが4戦目で最後がリステッド競走になる腰折れしそうなグレード的流れ。ダートで統一されそうなところを最後に芝のレースが待ち構える落とし穴的な色合いも見えてきそう。ハンデ2戦で流れをつかんで最終の別定戦でメンバー関係を読むといった戦術を第一に考えることになるかも。

 
馬場状態から狙う場合は3場とも開幕週ではあるもののダートの馬場状態とほこり止めの散水が必要なレベルまで乾燥しているかが着目点になりそう。最終の芝は中山のため前開催終了後からの生育状況もチェックが必要か。


調教内容から狙う場合は馬なりで好時計が出た馬を一択にするか厩舎コメントで調教後も毛ヅヤがいい馬がいれば狙いに入れることになりそう。


紙面の印から狙う場合は『メイン3鞍は◎○▲すべて網羅』『前走のパドックで馬体が淋しかった馬に△がついたら消し』『調教B評価の馬に△△(二重三角)がついたら要注意』という感じで順張り逆張りでメリハリをつけるような狙い方が筋かも。混戦で結果を残している記者・トラックマンの◎で人気薄の馬ならおいしい配当をかけて狙ってみるのも一つか。

 

ランキングからの狙い方は、WIN5の飛距離で見た場合は『中山は穴馬・阪神は中間人気・中京は人気サイド』、平均飛距離で見た場合は『阪神は人気サイド・他は中間人気』、万馬券打率で見た場合は『中山は穴馬・阪神は人気サイド・中京は中間人気』という順張りの組み立て方になるが、中山を人気サイドに置き換えるか中京を穴馬に置き換えることで逆張りが成立しそうであり、難しくなったら人気傾向を揃えることも戦術として考慮したほうがいいかも。

 


 

それにしても…

 

今年の場合(スポーツ局長の要職に就いているとはいえ)中野雷太アナがGⅠ競走の実況を担当することはついになかった…これは嘱託になった後の佐藤泉アナ(現在は退社)の際にも似た例が確認され、この際は退社する直前に中山大障害を実況するというサプライズにまで至ったのだからなんとなく中野アナにすれば将来的な執行役員待遇が待ち受ける布石のようにも感じる。だからといって有馬記念の実況担当を譲った相手が大関隼アナとは完全に驚いた。これで小塚歩アナの後釜で牡馬クラシック三冠の実況担当に就任する算段に出た可能性もあり、本人が憧れる桜花賞より先にダービー実況の実現のほうが先に叶うというシナリオが何か見え見えになってしまった可能性もなきにしもあらず…これで関西支社から三浦拓実アナが東京本社に帰還するとか、関西支社常駐の檜川彰人アナが嘱託移管後に1~2年東京本社勤務という事態にでもなるようなら何か混沌とした実況担当になることも否定はできない…