10月に我が家に来たジャパンカップ制覇のお馬さん3頭目!
3頭目は2017年にジャパンカップを勝ったシュヴァルグラン。馬名の発音の絡みもあるので『スバルさん』と我が家では呼ぶ。

スバルさんはハーツクライ産駒。実母は良績な産駒を輩出し産駒のことは『ハルーワスウィート一族』とも呼ばれる。オープン入りが2016年の暮れと遅くクラシック三冠に間に合うことはなかった。翌年の阪神大賞典からGⅡで頭角を現しジャパンカップ制覇は2017年。2019年には海外にも活路を見出しドバイの地で2着に入ったこともあったが同年の有馬記念で競走生活にピリオドを打ち種牡馬に。先日紹介したすわべさん(スワーヴリチャード)には海外からの帰国初戦のジャパンカップで勝たれたことも。種牡馬としてはハーツクライ系の一角を担う。
スバルさんは史実のオーナーである佐々木主浩氏のことを会社経営者との勘違いなのか『ウチの社長さん』と呼ばわることが多い。しかし(本稿執筆時点で)佐々木氏の場合レーシングチームの総監督は務めているものの野球評論家やタレント活動が主になっている関係か何らかの会社経営にかかわっている事実は確認できていない。ちなみに我が家では似た境遇に同じレースで覇を競ったことのあるくた夫(キタサンブラック・オーナーの北島三郎氏が芸能プロダクションの『北島音楽事務所』を運営しその前身で兄弟会社にもあたる競走馬マネジメントの『大野商事』を抱える)がいるがくた夫のオーナーである北島氏のことも『くた夫ちゃん家の社長さん』と呼ぶことが多く、芸能系統の有名人が史実で所有しているとこのような傾向になりやすい。
スバルさんは佐々木氏や北島氏の姿を知ることもあり企業情報に敏感である。ラジオNIKKEIの『マーケットプレス』に流れる企業からの開示情報も耳をそばだてて聴くことが多い。あと、紙の新聞が好きで一般紙・専門紙は問わない。『ことば』『時事用語』に関する話題にも造詣が深く、私がフォローする日本経済新聞の校閲部門がX(旧Twitter)のアカウントで展開する『#ことばリサーチ』では一緒に考えてくれることも。
我が家での交友関係ではサー兄(サートゥルナーリア)、コンちゃん(コントレイル)、サトぽん(サトノダイヤモンド)、リス子(リスグラシュー)といった割とエリートな雰囲気の馬が多いが、オーディションを勝ち上がった中から現役組でもボンちゃん(ディープボンド)、エールさん(メイケイエール)、メロたん(メロディーレーン)、ばけおくん(ゴースト・史実ではリトレーニング中らしく準・現役の扱い)と比較的『全方位外交』に努めているようである。