10月に我が家にやってきたお馬さん(全部ジャパンカップ覇者)2頭目!
先日紹介したエピさん(エピファネイア)と史実では現在2歳リーディングサイヤーの座を争うスワーヴリチャード。SNS上で一部のイラストレーターが使っているのを引用する形で我が家では『すわべさん』と呼ぶことにする。

すわべさんは3歳時に日本ダービーでおまわり(レイデオロ)と覇を競い2着に。3000mを超えない重賞をあちこち渡り歩き5歳の秋にオイシン・マーフィー騎手の手綱でジャパンカップを制覇。続く有馬記念の後球節の炎症に泣き、2年連続だったドバイへの挑戦を断念する形で引退し種牡馬に。今年の2歳世代から勝ち上がる馬を多数輩出している。まさにこれからエピさんと全世代でのリーディングサイヤーのワンツーを狙うサラブレッドの生産界にとっては期待の逸材でもある。
我が家に来たすわべさんはチークピーシーズ着用の関係から顔の横幅が広くガタイが大きそうな印象があるが、体幹は我が家のほかのお馬さん同様標準形。鼻面の白い面積も多いためか常に口を開けているような印象がある。
すわべさんには得意芸があり、川上哲治の物まね芸人のつかみである『こりゃどーも』を挨拶に使うことである。巨人ファンではないものの野球が好きで、ホームランへの反応がものすごくライオンや象のように吠えることも多い。ただ、カラオケの十八番がお笑い芸人ムーディ勝山の『右から来たものを左へ受け流すの歌』と非常に変わっており、(現実はタキシードだが)ウチのお馬さんが何かのタイミングで場違いなことを言うと、
『喪服を着たムーディ勝山呼ぶか?』
と一喝することが多い。
交友関係は坊ちゃんトリオ(チャン坊:インディチャンプ、キー坊:同世代のキセキ、ブー坊:ブラストワンピース)を中心にララ美(ラッキーライラック)、ユーちゃん(ユーバーレーベン)、ヨカちゃん(ヨカヨカ)、チークピーシーズにおいては先輩にあたるピョンピョン(オジュウチョウサン)と比較的苦労人傾向のお馬さんが多い。『苦労の分だけ成長は大きくなる』という信念もあり、割と苦労した馬たちとは息が合うようだ。おまわりとはしっくりいかないことがあるものの、かつての戦友のよしみで話し相手になっている。
言い換えるなら『頼もしいお兄さん』と呼ぶのが正解かな~