今回はあとのほうで言いたいことがあるので、冒頭の見出しは避けておきたい。早速結果の振り返りから。

 

 

その1 府中牝馬ステークス

 

◎シンリョクカ(3番人気)→10着

○ルージュエヴァイユ(4番人気)→2着

▲プレサージュリフト(1番人気)→5着

△ディヴィーナ(2番人気)→1着!

△ライラック(10番人気)→3着

△ルージュスティリア(5番人気)→7着

△イズジョーノキセキ(9番人気)

 

 

その2 東京ジャンプステークス

 

◎ジューンベロシティ(1番人気)→4着

○ダイシンクローバー(7番人気)→8着

▲イロゴトシ(2番人気)→6着

△マイネルグロン(8番人気)→1着!

△トライフォーリアル(9番人気)→9着

△ジャンポールナイト(10番人気)→10着

 

 

その3 ナナカマド賞

 

◎ホクセイポルシェ(1番人気)→1着!

○ミチシオ(2番人気)→9着のブービー

▲フレイムファースト(10番人気)→7着

 

 

実は今回の場合、予想した3レースの当たった外れたなんてぶっちゃけどうでもいい。秋華賞を『見』にしたのがどうだったかといえば…

 

完全に『大正解!』である。

 

正直ラジオ・テレビの解説者の『大本営発表的横並び』『穴狙いは許さない』という予想を聞くのがこれほどつまらないことはなかった。もう予想の時間帯はほぼ全部遮断する形をとったが、なかなかレースを見た後もスッキリしないし、その後の祝福報道を見ても完全に喜べない。次走について何かジャパンカップ一択ムードの可能性が高いようなのでここか有馬記念直行なら次の出走時は彼女の出走時のエア予想に復帰できるかもしれない。でも、これがほかのレース(特にエリザベス女王杯あたり)に駒を進めるようであれば、再度の『見』を行使する可能性はほぼ濃厚だし、来年以降も牡馬相手の一戦で揉まれるか、あるいは海外のビッグレースにでも挑戦しない限り、牝馬同士のレースでは『見』を続けることは決定的だろう。逆に、どの最強馬のタイプか探るとなると割と『タイキシャトルの女形で中長距離を走る』という印象を持ったのはいうまでもない。

 

あまりにもウザい本命推奨の羅列に対しこの機会ではあるので、めったに競馬の話は扱わないnoteのほうにこんな感じ(↓)で吠えてやった。

 

 

 

 

 

一方、川田騎手である。この順当な三冠達成に伴い、『秋競馬前半の川田将雅無双』の可能性も見えてきた。そこで、天皇賞(秋)のGⅠまでは印上位も考えておかなければならない。菊花賞で予定のサトノグランツもトライアル突破で権利を得たので、堂々と二冠阻止の資格は十分でありこの馬は最低でも印上位は考えねばならない。天皇賞(秋)のプログノーシスにしても暫定レーティングであと一歩で優先出走に届くところだがフルゲート割れの関係で出走が確実視できるので、この馬も印上位は避けられないところだろう。

↓以下の暫定レーティング表はJRAのホームページからスクショ加工して転載

ということは、次には『同一年JBCの3歳以上競走完全制覇』の可能性があるが、ここまでいくには雲行きが怪しくなる恐れは十分。JBCクラシックが最大の壁で、大井の3歳三羽ガラス(ミックファイア・ヒーローコール・マンダリンヒーロー。正確には『3強』と呼んだ方が正確なのか)の誰かに阻止される可能性が高くなりそうな感じもあり、これは選定結果の発表を待ちたいところだ。

 

 

 

そんなこんなで、サファイア賞のエア予想でも(諸事情で予想の理由は簡潔にします)。

 

芝に矛先を変えてきた不来方賞2着のマツリダワールドを本命に。3歳限定であれば力関係的には負けられないとみた。対抗は岩手転入後3連勝中のダット。前走芝のはまぎく賞を勝ち逆転の期待あり。はなます賞勝ちスノーパトロール単穴→長丁場で逆転を期したいケープライド押さえとかなりここは印が絞れたか。

 

◎⑫マツリダワールド

○③ダット

▲⑦スノーパトロール

△②ケープライド

 

三冠路線での戦い方を知る⑫と⑦が芝の長丁場でどんな実力を見せるかここの注目どころかも。