本題に入る前に、最新となる10月1日時点のデータ(JRAの全レースWIN5)を貼る。

 

ここから本題

 

今回はかなり遅く、10月6日の昼過ぎになってようやくラジオNIKKEIの競馬実況webに10月の実況担当が掲載された。これに関してはあとで苦言を呈したいことがあるので別途書くことにして、この結果をもとに、10月7~9日の個人の感想的に考えられる馬券戦術を書いていこうと思う。

 

10月7日(土)
東京1R~6R→米田元気アナ→打率は好調だが飛距離が弱含み。1番人気から穴馬3頭に馬単で流して。

東京7R~12R(サウジアラビアロイヤルカップを含む)→小塚歩アナ→打率も飛距離も絶好調。人気薄4頭の馬単BOXで。
京都1R~6R→山本直アナ→打率も飛距離も平均的。中間人気4頭の馬単BOXで。

京都7R~12R→小林雅巳アナ→打率も飛距離も平均的。1番人気から人気薄4頭に馬単で流してマルチで。

10月8日(日)
東京1R~6R→山本直也アナ→打率も飛距離も順調。穴馬2頭から上位人気に馬単のフォーメーションで流して。

東京7R~12R(毎日王冠ほかWIN5対象2レースを含む)→米田元気アナ→打率は好調だが飛距離が弱含み。上位人気と穴馬を3頭ずつお好みの馬連のフォーメーションで組み合わせて。
京都1R~6R→小林雅巳アナ→打率も飛距離も平均的。中間人気5頭の3連複BOXで。

京都7R~12R(WIN5対象2レースを含む)→檜川彰人アナ→打率も飛距離も平均的。人気薄3頭の3連単BOXで冒険するかシンガリ・ブービー人気から1・2番人気に馬単フォーメーションで。マルチもあり。

10月9日(月祝・スポーツの日)
東京1R~6R→小塚歩アナ→打率も飛距離も絶好調。穴馬5頭の3連複BOXで。

東京7R~12R(WIN5対象3レースを含む)→山本直也アナ→打率も飛距離も順調。人気薄3頭から1番人気に馬単で流してマルチで。
京都1R~6R→檜川彰人アナ→打率も飛距離も平均的。穴馬4頭の馬単BOXで。

京都7R~12R(京都大賞典ほかWIN5対象1レースを含む)→山本直アナ→打率も飛距離も平均的。穴馬3頭から2~3番人気に馬単フォーメーションで流して。

 

 

3日間開催のうち、10月8・9の両日にWIN5の発売があるのでその対象レースの実況アナと馬券戦術も書くが、今回は実況担当の発表がずれ込み原稿作成が遅くなったことにかんがみ、速やかな原稿作成が必要な観点からWIN5の飛距離・平均飛距離・万馬券打率のランキングからみた狙い方に関しては省略する。 

まずは各発売日の実況アナの組み合わせと競走条件からみたポイントから。 

10月8日(日)
東京9R・10R・11R(毎日王冠)→米田元気アナ
京都10R・11R→檜川彰人アナ


第6位の米田アナと第8位のブービーで不振脱出がかかる檜川アナの組み合わせで、条件は、

  • 2勝クラス→3勝クラス→3勝クラス→リステッドGⅡ
  • ダートダート
  • 定量戦→定量戦→ハンデ戦→ハンデ戦→別定戦
の流れ。ダート2戦を芝のレースで挟むような感じで中ほどのハンデ戦を読み切れるかが攻略の鍵か。

 

10月9日(月・スポーツの日)
中山 9R・10R・11R→山本直也アナ
阪神 10R・11R(京都大賞典)→山本直アナ


第7位の直也アナと第3位の直アナの組み合わせで、条件は、

  • 2勝クラス→3勝クラス→3勝クラス→GⅡリステッド
  • ダートダートダート
  • ハンデ戦→定量戦→定量戦→別定戦→別定戦

の流れ。別定戦がなくグレード的には最後で落ちるような形。最初のハンデ戦をクリアしたらしまいの別定戦2戦で力関係を読めるかがここは鍵か。
 

続いて馬場状態、調教内容、新聞紙面の印からの狙い方を。
 
馬場状態から狙う場合は2場とも開幕週になるため、前回開催終了後の作業状況と芝の生育状況、当日朝の(芝なら)クッション値や(芝・ダートとも)含水率など駆使できるファクターは網羅したほうがいい。

調教内容から狙う場合は人気が想定される馬はしまいのタイムに注目が必要。叩き良化型の馬がいた場合は追い切りの時点で馬体が上向くようなら狙った方がいい。

紙面の印から狙う場合は『メインは◎と○の両にらみ』『前走のパドックで馬体をよく見せた馬に○か▲がついていたら狙い一考を』『△の馬で単勝が11番人気以下なら切る』割と順張り主体な狙い方を軸に考えることになりそう。順当な決着を確実に当てているような記者・トラックマンの◎は確実に入れたほうがいいかも。

 

 

とりあえず馬券戦術は書けたとして…

今回は競馬実況webへの実況担当の発表に関して苦言があるので呈したい。

 

ここ2か月、9月分が『金曜日の昼前』、今回分は『金曜日の昼過ぎ』と何かこの馬券戦術もそうだが、その月の実況アナに注目されているリスナーや私は個人の感想的にブログに書いているが、実況アナで馬券戦術を検討している穿った見方をする方は少なからずいると思う。そういう人たちには、月初めの実況担当の確認は1日、1時間、1分でも早く知りたい方がほとんどかと思うので、これまで中野雷太アナが責任編集していた際のように『木曜日の昼前』というルーティーンを撤廃したのかもしれないが、正直変えてほしくなかった。『実況アナで馬券戦術を立てる方もいる』というのを頭において、今後の実況担当の発表への配慮をお願いしたい。