開発中だったJRAアプリが正式にリリースとなりアプリストアでの配布が開始された。
※ネタ的に告知用の写真をお借りしてスクショしました。
競馬の公式アプリ(成績情報等が主になるもの)となるとNAR(地方競馬全国協会)が『ケイバGO!』という地方競馬情報アプリを先行してリリース運用しているが、今回この機会なので、双方のアプリの使い勝手について史実では2018年に牝馬三冠を達成しラストランで『世紀の三冠馬対決を制した』ウチの姫(アーモンドアイ)と史実では白毛馬初のGⅠホースにして牝馬クラシック制覇を果たし先日全妹のスプリンターズステークス制覇を受けて先日現役を引退した雪ん子(ソダシ)の間で品評会が行われた。
姫(アーモンドアイ):NARに続いてJRAも公式アプリが出たのよ。ファンの方の多くはインターネット投票用のアプリとか望んでいるかもしれないけど、現金やUMACA主体に投票する人なんかは成績チェックとかアプリのほうがやりやすい人もいると思うの。
雪ん子(ソダシ):確かに双方とってもパソコン版のホームページにかなわない部分はあるけどアプリで競馬がやりやすくなった人もいると思うわ。今回両方のアプリの使い勝手っていろいろ見ていこうと思うわ。
雪ん子:まずは先発にあたるNARのアプリから。
姫:ライブ配信が弱いわ。ブラウザが立ち上がってしまうし。
雪ん子:本来ならライブ配信用にアプリ別に作るかアプリ内でライブ配信が完結できるようにしてほしいわ。
姫:アーカイブは楽に見れるけどライブ配信はそうだよね。そこ第一に改善しないと。それと、オッズ見たくてもスマホ版のwebにつながるからそっちの操作方法もあるのでわかりづらいんだよね。
雪ん子:オッズって投票方式問わずアプリでこそ知りたい情報のはずよね。そのついてだから言うけど、SPAT4のトリプル馬単とかオッズパークLOTOとかの重勝式馬券の結果の網羅が抜けているわ。
姫:そこまずいんだよね。そっちの結果の告知馬券の発売元任せって良くないしそれに加えてパソコン版の『KEIBA.GO.JP」と内容的に整合性取れないし。
雪ん子:あと、以前に比べて『マイクリップ』って機能が使いづらくなってる。
姫:そうそう。検索した馬や騎手をお気に入りに入れるやり方も可能だったのが出馬表から狙いの馬選んで星印を押す方式のみに変わっている。それでいまいち使い勝手がしっくりこなくなっているわ。
姫:では、後発になったJRAのアプリも。
雪ん子:まだ試行錯誤の段階だと思うけど、結果一つとっても着順から払戻金、出来事や制裁情報までが1レースの中に網羅されているので見やすいわ。
姫:そうそう見やすいわ。あと、レースライブに強いところあるわ。
雪ん子:JRAはレースライブもアーカイブも(後で加工してYouTubeに載せない限り)独自システムだしすばやいわ。あと、インターネット投票とのリンクも楽になるし。
姫:そうそう。JRAが展開するインターネット投票(即PAT・A-PAT・JRAダイレクト)の加入者番号とか必要な情報をアプリの中に埋め込んでおけば楽そうだし、確か先日の競馬中継の中だと思うけどラジオNIKKEIの解説の方で普段現金主義の方がアプリのリリースに合わせて即PATのアカウント作ったって言った方いたわ。
雪ん子:加えていうならアプリ自体が現金投票やUMACA投票でも使えるようにアプリ内でスマッピー投票用のQRコード作成できる機能はつける必要あると思うわ。スマッピー投票作成用のリンクあるけどブラウザにつながっちゃうし。
姫:結果に話戻すけど、WIN5の結果(途中経過)にたどり着くの遠いと思う。トップにWIN5情報へのアクセスあると違うと思うわ。
雪ん子:競馬の公式アプリとはいってもまだまだ発展途上のところってあると思う。
姫:アプリだけで競馬のすべてが完結するようになるにはまだまだ時間がかかると思うわ。そのためには投票システムそのものもwebに迂回するのではなくて公式アプリに入れてしまうとか、投票システムの側で独自に公式アプリリリースしてアプリ間でのリンク方式にするかしないと充実したとはいえない気がする。
雪ん子:ということは競馬のアプリもまだ成長途上と…
姫:そういうこと。関連するか否かわからないし民間ベースだけとnetkeiba.comもアプリはあるんだけどサブスクリプションにでもならない限り使い勝手悪そうだしかえってwebのほうが使いやすいのね。
雪ん子:なかなか競馬のアプリも難しいものなんだ…
姫にしても雪ん子にしても競馬アプリに関して知らないことは多いとはいえ今のレベルではまだ満足度が及んでいないと感じているようであった。双方のアプリにしても今後改良がなされていくはずだとは思うが(JRA側はアプリを使ったアンケートを不定期に開催するようである)、アプリの設計にあたってファン(投票システム利用者も含めた)へのリサーチが行われなかったのは双方とも不満に感じていたようである。
ファンが納得できるアプリに到達するのに時間はまだまだかかると思う2頭であった…