地区の『三冠目』が比較的多い3歳秋のチャンピオンシップの一戦である3歳重賞だがまだ回数が6回目と浅いのと兵庫三冠とはどこか趣を異にする一戦。実は勝てば三冠(もし三冠のうち二冠でもしていたら事実上の『裏』三冠)に匹敵するタイトルだったりするのか?
この重賞の位置づけと出馬表での成績を見て、
「これ、しらみつぶし事案じゃね?」
と思ってしまい、ばんえいの重賞やロジータ記念の際に使うしらみつぶしデータを作ってみたら使えることを発見してしまった。そんなわけで『兵庫三冠路線での成績』に着目したものを作成。
しらみつぶしの結果、もう3頭しか印を打てる馬がいなく、完全に順当ムードではないかと笑ってしまった。
本命はすんなりスマイルミーシャ。1700m自体のじぎく賞で実績があり、牡馬に交じっても菊水賞2着。さらには1870mの兵庫ダービーまで勝ち、3ターンならスペシャリストになった感も強く本命印もグリグリで。その菊水賞覇者のベラジオソノダラブが対抗。菊水賞の後の兵庫チャンピオンシップはJRA勢の壁、兵庫ダービーはスマイルミーシャの壁になっただけで、逆転可能なのはこの馬に絞られてしまった。単穴はマルグリッド。のじぎく賞こそスマイルミーシャの2着だが佐賀の3ターンのル・プランタン賞を制しているように3ターンと距離適性をここは買うがあくまでベラジオソノダラブを崩せるならという意味での連下。
⦿⑦スマイルミーシャ
○⑤ベラジオソノダラブ
▲③マルグリッド
ここでは買い目は書かないが書くとしたら最低でも3頭の3連単ボックスか⦿→○▲のフォーメーションの3連単にしてしまうか。何か『小さいテコでもトリガミ』とかありえそうな買い方するかも。基本ワイドおじさんである以上ワイドのBOXも押さえたいのだが『元返し3組』という事態になるか変な穴馬に来られたらトリガミのリスクでも出かねないのでやめておきたい。
兵庫競馬の予想としては初めて三冠とは趣を異にする3歳重賞に挑戦。来年以降今回のしらみつぶしが使えればまたやりたいな~。もう来年以降の兵庫三冠の構成次第では『見』にはできない?