私のTwitterでは先行して公開していますが…
8月20日終了時点のデータがまとまったので発表!

 

まずはJRAの全レース

この日今年最高値のホームランが発生!

札幌後半実況の大関隼アナに7月2日の函館第2レース以来となる1773万円の場外ホームランが出た。

これを受けた飛距離争いで大関アナが平均・万馬券1打席あたりともに一気に首位を奪う形に。これの影響を平均・万馬券1打席あたりの両方で小倉前半実況の山本直也アナと新潟前半実況の小林雅巳アナが、平均のみでも小倉後半実況の米田元気アナが割を食う形で順位を下げた。平均でブービーに踏みとどまったものの札幌前半実況の三浦拓実アナが9万円を割ってしまった。
本塁打争いでは大関アナが単独の第6位に。
万馬券打率については順位に変動はなかった。

 

今回はヴィジュアル・データ(要はグラフ)にも。

 

この日時点の状況を整理すると次のとおり。

  • 前述のように大関アナが。四冠のうち2部門をかっさらう形となり、小塚歩アナは万馬券打率と直也アナと同点ながら本塁打争いの二冠にまで落ちた。小塚アナも明け渡した2部門で大関アナを追う状況。
  • 三浦アナと米田アナの飛距離での不振が目立ってきた。三浦アナは万馬券打率でシンガリ、平均飛距離でブービーと中野雷太アナに続く不振ぶり。米田アナは万馬券打率は第2位で好調だが打率と飛距離で裏腹なポジションになっている。
 

続いてWIN5

この日は3,129,930円と2ベースヒット的な決着。順位に変動はなく平穏だった。米田アナが800万円を割った。大関アナに1000万円を割る可能性があったものの免れ首位もキープ

 

 

上位は大関アナ→三浦アナ→米田アナの順で動いていない。ただ、上位2人が64,056円の差と来週担当の三浦アナの結果次第でひっくり返る可能性も出てきた。

 

 

この結果をもとに、8月26~27日の個人の感想的に考えられる馬券戦術を書くとこうなる…

 

8月26日(土)

※暑熱対策のため小倉サマージャンプは午前の発走です!
新潟1R~6R→山本直也アナ→打率も飛距離も好調。穴馬4頭の馬単BOXで。

新潟7R~12R→大関隼アナ→打率は弱いが飛距離は絶好調。人気薄から1番人気2着固定の馬単流しで。
小倉1R~6R(小倉サマージャンプを含む)→檜川彰人アナ→打率も飛距離も平均的。中間人気3頭の3連単BOXで。

小倉7R~12R→小塚歩アナ→打率も飛距離も絶好調。穴馬5頭の3連単BOXで。
札幌1R~6R→三浦拓実アナ→打率も飛距離も弱い。上位人気4頭の馬単BOXでをガミらない程度に。

札幌7R~12R→山本直アナ→打率も飛距離も平均的。中間人気3頭の3連単BOXで。

 

8月27日(日)
新潟1R~6R→米田元気アナ→打率は好調だが飛距離が弱い。1番人気から穴馬4頭に馬単マルチで流して。

新潟7R~12R(新潟2歳ステークスほかWIN5対象1レースを含む)→山本直也アナ→打率も飛距離も好調。穴馬4頭から1番人気2着固定の馬単流しで。
小倉1R~6R→小林雅巳アナ→打率も飛距離も弱含み。2~3番人気から穴馬に馬連ワイドのフォーメーションで。

小倉7R~12R(WIN5対象1レースを含む)→檜川彰人アナ→打率も飛距離も平均的。中間人気4頭の馬単BOXで。
札幌1R~6R→山本直アナ→打率も飛距離も平均的。穴馬4頭から1番人気2着固定の馬単流しで。

札幌7R~12R(キーンランドカップほかWIN5対象1レースを含む)→三浦拓実アナ→打率も飛距離も弱い。上位人気5頭の3連複BOXで。

 

 

8月27日(日)WIN5対象レースの実況はというと…

※今回も発走順の関係で変則となり小倉10Rがなく札幌10Rに変わります!


新潟10R・11R(新潟2歳ステークス)→山本直也アナ
小倉11R→檜川彰人アナ
札幌10R・11R(キーンランドカップ)→三浦拓実アナ

 

第5位の直也アナ、何とか300万円に乗せたい檜川アナ、逆転での首位か1000万円割れか流動的な三浦アナの組み合わせ。WIN5の飛距離でみた場合は『札幌は穴馬・他は中間人気』にするのが第1のパターン。平均飛距離と万馬券打率でみた場合は『札幌は人気サイド・他はやや穴目』にするのが第2のパターン。人気薄に手を付けない形の順張りになるため、人気薄の馬を必要なところで活用する逆張りを考慮することになりそう。

 

条件は、

  • 2勝クラス→リステッド→オープン→GⅢ2歳GⅢ
  • ダート
  • 定量戦→別定戦→別定戦→別定戦→馬齢重量戦

の流れ。第1戦のダートから芝4戦に流れる流れ。3勝クラスとハンデ戦がなく、別定戦での力関係を読めれば当たる可能性も。


馬場状態と展開から狙う場合は3場とも芝が傷んでいる可能性が高く、芝に関しては土曜日の時点の勝ち馬の位置取り傾向を読む必要がここはありそう。札幌に1鞍ダート戦があり、当日朝の含水率やホコリ止めの散水を行わなければならないレベルの乾燥度に日中到達するかも参考値になりかねない。

 

調教内容から狙う場合は新潟や小倉の場合キャンター調整で済ませる馬がいれば前走か1週前に追い切った際の時計を参考にした方がいいかも。札幌に関しては函館での調教から輸送する組は調教後の馬体に変化があればそれを狙いの可否に加えることになるかも。


紙面の印から狙う場合は『波乱含みなら◎を切る』『混戦なら○と▲の両にらみ』『△の中で短評のよくない馬は消し』のように逆張りを主体にした戦術を第一選択肢にする必要がありそう。中穴レベルの3連単を確実に当てているか、両極端な人気に印をつける傾向のある記者・トラックマンの印が意外なヒントになるかもしれない。

 

 

※WIN5対象レースの条件はJRAのホームページの『レーシングカレンダー』をもとに記述しましたが、出馬投票等により変わることがありますので当日の出馬表で最終確認されますようお願いいたします。また、実況担当が変更になった場合は訂正記事を投稿することがあります。