名古屋競馬が弥冨の新馬場に移転した後ナイター開催を始めたのが2022年4月。今では『ベイサイドナイター』という愛称もついて、まだピンポイント的にはなるものの、定着に向けた試行錯誤も続いている。1年目からそれなりに重賞競走が施行できるようになったが、2年目の今年はナイターの時間で東海ダービーを発走させるようになっていた。記憶に新しいところだと地方競馬も盛り上がった先日の海の日に地方重賞のトリを飾る名港盃がナイター時間で発走した。
このような進歩の遂げ方をウチのライちゃん(ライスシャワー)は『攻めている』と感じているようであり、名古屋の事情であればどんな重賞をナイターでやってもらった方がいいかなどについて思いを巡らせてもらった。
ちなみに、我が家では以前名古屋競馬でのナイターに関し、ウチの坊っちゃんコンビ(チャン坊:インディチャンプ、キー坊:キセキ)がその課題について語っていた。
―――名古屋の場合、ナイターでやれそうな重賞ってコロコロ変わる傾向あるんだけど継続的にできそうなものってあるかな?
ライちゃん(ライスシャワー):昨年から進んで東海ダービーがナイターとして発走できるようになったのは大きいと思うぞ。他場の関係もあるかもしれないがベイサイドナイターの代名詞になってほしいのある。2年目でここまで進歩を遂げるって名古屋もかなり攻めているんじゃないかな?
―――ほかに新規でやれそうなの考えつくかな?
ライちゃん:他場との調整次第になるけど、上半期だったら名古屋記念と若草賞土古記念はナイターで走らせてあげたいね。下半期だと…秋桜賞と今年新設されるネクストスター競走とかいいんじゃないかな?指定交流競走だと今の体系だと難しい気がする。
―――あと、ベイサイドナイターにあったらいいものあるみたいだけど…
ライちゃん:JRA交流競走のメインでの施行。他場だとどうしても準メインに組まれやすいけど、名古屋のナイターだったらB級条件に持ち込めばメインで組めるんじゃないかな。今でも結構攻めているけど、まだまだ攻めが効くんじゃないかな。
―――ということは伸びしろが…
まだまだあるはずだと思う。
ライちゃんは創設2年目にしてダービーがナイターでできるようになったところから攻めていると感じているようであったが番組面を考えた場合同様のことを考えているファンはいると思う。この先、全開催サイクルをフルでナイター開催にするのは他場との調整を考えた場合難しいと思われるが、ある意味現状だと薄暮開催に近い通常開催とナイターとを開催ごとでメリハリをつける形にすればライちゃんが考えるよりも伸びしろはあるとウチは思った。
これからの『ベイサイドナイター』の進歩ぶりはいったいどうなるやら…前にチャン坊とキー坊が課題にした内容も含め、その進展をここは見守りたい。