早くも函館が今年のフィナーレ…夏競馬のはかなさを感じる人は多いと思う。同じ夏でもばんえいは年がら年中だけど熱いが。

 

 

その1 函館記念

(買い目まで)

 

馬場次第では難解になりやすいハンデ重賞。洋芝適性も狙いの勘どころか。

 

前走で調子を上げてきたドーブネを本命に。近4走は前目で運んで掲示板を確保。東京以来の2000mではあるが札幌で新馬勝ちがあるようにこの馬は洋芝適性十分と考えて。斤量も57kgと手ごろなハンデに落ち着けば当日の道悪克服も含め期待は大きい。対抗はローシャムパーク。キャリア総体で(4.2.1.1)と勝率5割ではあるもののハービンジャー産駒であることから洋芝条件を待っていたところがあり逆転候補とみてよいか。単穴は前走巴賞勝ちのアラタ。函館の洋芝は3勝。昨年のこのレースこそ6着だが福島記念で3着3回があるように小回りでの器用さであればこの馬にもワンチャンスありと考える。連での押さえにテーオーシリウス→ブローザホーン→アルナシームと軽ハンデ組から。馬場悪化の予想も踏まえれば重いハンデからはハヤヤッコの連覇、軽いハンデからローゼライトの大駆けを期待し単複で。トップハンデで相当割り引く必要はあるものの来てしまったらゴメンナサイ的に実績十分のユニコーンライオンの複勝もフォロー。

 

◎④ドーブネ

○⑨ローシャムパーク

▲⑩アラタ

△1⑭テーオーシリウス

△2⑧ブローザホーン

△3⑮アルナシーム

☆③ハヤヤッコ、⑫ローゼライト

★②ユニコーンライオン

 

ここは、

(1)馬連④⑨-④⑧⑨⑩⑭⑮のフォーメーション9点

(2)ワイド④⑧⑨⑩⑭⑮のBOX21点

(3)③⑫の単複

(4)②の複勝

計35点!

 

 

その2 旭川記念

(印だけね)

 

かつてのばんえい開催競馬場の名を模したレース第一関門!

 

ばんえいの重賞を予想する際の恒例のしらみつぶし。今回は『2023年4月以降の700kg台の負担重賞での成績(直近該当3走)』を予想のキモにしてみた。

着順の安定味もありメムロボブサップの本命には逆らえないと考える。逆転候補も実質メジロゴーリキに絞られた感じ。押さえが横一線になった感じでインビクタ、アオノブラック、ミノルシャープまで互角と見立てたい。

 

◎④メムロボブサップ

○③メジロゴーリキ

△②インビクタ、⑥アオノブラック、⑨ミノルシャープ

 

買い目はここでは書かないが、あえて書くなら【◎○-印全馬】の馬複とワイドになりそう。追加できるなら◎⇔○の馬単の往復くらいか。かえってオッズパークLOTOの対策としてであれば③④の2頭に絞るならおすすめかも。

 

 

さらに、16日の新馬戦に気になる一頭がいたので挙げておきたい。いずれも血統的にも手ごろな距離でデビューする2頭!

 

まずは函館第5レース

母レッドリヴェールは阪神ジュベナイルフィリーズを勝ち桜花賞2着の実績。父モーリスを考えた場合芝1800mは手ごろか。

 

 

続いて中京第5レース

母ムードインディゴは秋華賞2着で府中牝馬ステークスでの勝利歴あり。半兄に長距離路線で活躍するユーキャンスマイル、半姉に愛知杯を勝ったルビーカサブランカとネームバリューに富んだ面々。父ロードカナロアで芝1600mとなればこの馬も手ごろな線でのデビューか。

 

 

福島のレースから何も出てこなかったがどこもかしこもパンチ力を欠くメンバーしか集まらなかった計算で…これで福島テレビオープンがサマースプリントシリーズに組み込まれリステッド競走だったらと思うと…重賞が函館だけというのも実に物足りない話とはこのことだったか…