3年目の『ダービーシリーズ完走計画』走り抜きました!
私のこのブログでのエア予想のロードシリーズになる『ダービーシリーズ完走計画』も無事にエア予想を走り抜いた。今年もここでその結果でも振り返っておきたい。
地区二冠達成は昨年から横ばいの4頭。二冠でも何てったってミックファイアの無敗には感動の一言。しばらく出ていなかった無敗の南関東クラシック二冠が最後の年に誕生という南関東競馬史どころか地方競馬の歴史にとっても大きなエポックになったのは言うまでもない。北海優駿のベルピットと高知優駿のユメノホノオは力強い圧勝劇。東北優駿のミニアチュールが強い馬が下馬評に上がっていながらの二冠達成と、地区ごとにカラーの出た二冠になった。
ダービー単独制覇でも東海ダービーのセブンカラーズと石川ダービーのショウガタップリは一冠目をパスしての無敗制覇。ショウガタップリの10戦10勝なんてそう決まるものでもないだけにどこで二冠目になるか楽しみなところ。菊水賞覇者を下しての制覇になった兵庫ダービーのスマイルミーシャも牝馬としては10年ぶりであり、秋はどこを使うのか注目かと思う。
そうはいっても、3歳ダート三冠路線の誕生に伴う東京ダービーのJRA所属馬への開放で現行の構成でのダービーシリーズが今年で一区切りになり、地区の三冠体制が兵庫のように崩れるところもあり、三冠最終の不来方賞が交流重賞になる岩手とあわせて、来年以降の番組編成がどうなるか注目である。そして現在の構成で一区切りになるのは3歳秋のチャンピオンシップも同じなので、その改革の方向性にも目を向けることになる。
話は変わって、JRAにおけるここまでの3歳ダート重賞のレーティングを見ていきたい。
ユニコーンステークスからジャパンダートダービーに進む馬が一頭もおらず、JRA勢を見ていくには手始めとしてミトノオーの109ポンドをどう取るかが一つの基準になるであろう。他に選出されたところで重賞での好走歴があるのは、
オマツリオトコ→兵庫ジュニアグランプリ1着、全日本2歳優駿2着
ゴライコウ→JBC2歳優駿1着
ほかには連対率10割のユティタムもいるが、今年は南関東勢からミックファイアとあのサンタアニタダービーでで2着のマンダリンヒーローも駒を進める見込みで、さらには羽田盃と東京ダービーでともに2着と苦杯をなめたヒーローコール、高知優駿2着のポリゴンウェイヴなどなど…南関東勢も相当役者をそろえてきた向きがあり、例年のようなJRA勢の安泰は厳しいと考えてもよく、一昨年のキャッスルトップのような穴を南関東勢が開けるようなことがあっても今回ばかりはおかしくないと考える必要がありそう。予想に当たってミックファイアとマンダリンヒーローがどうプレレーティングで評価されるのかも加味しないと、JRA勢から1番人気が出ても『危険な人気馬』で終わる危険性が残り、大混戦の筋で考えることになりそう。
私の場合、今年ばかりは予想を組むにあたって『南関東≧JRA』という順張りを第一選択肢にしないと見てても面白くないのは事実で、ユニコーンステークスから誰も進まないのであれば思い切った穴狙いも考える余地はあるのでは?JRA勢の全馬を頭にした『逆張り3連単』も頭に入れておかないと予想に面白味がなくなるのが今の狙いである(そっちを順張りにしろよというツッコミは勘弁してください)。