園田の短距離といえば2ターンの1230mはせせこましいがこの820mはそれ以上に『儚く、あっけなく』決まるだけに兵庫では唯一無二の820mの最高峰レースでもある。まさに『超短距離スペシャリスト決定戦』という別称を与えてもよさそう。別にその金ナイター重賞でやってもいいのでは?

 

印上位を打つのが完全に『高知のダノン』と『兵庫のメイプル』の2対2の様相。この4頭の力関係を読むことが近道になるが、今回は姫路の800m戦から4連勝中のメイプルシスターを本命にする。今年から超短距離戦に矛先を変え適性が見えてきたと考え、永井騎手に乗り替わっても実力は変わらないとみる。このレース2連勝中のダノングッドも印上位としては譲れない。前走で2ターンだが佐賀の1300mは勝っているものの完全にこの条件を待っていた可能性がある。しかし相手強化を考えて今回は対抗に。単穴はメイプルグレイト。園田での勝った距離がバラエティに富んでおり適性を測りかねる部分はあるが820mに限れば(1,1,0,1)と連対率6割になるためここでも勝ち負けになる可能性を見越して。高知のダノンでもダノンジャスティスがいるがこのレースでは複勝圏内に確実に来ることを考え押さえに。穴目で需要あるのは兵庫勢ならイズジョードリーム、残る高知のジョーロノも波乱になれば浮上あるか。

 

◎③メイプルシスター

○⑪ダノングッド

▲⑧メイプルグレイト

△④ダノンジャスティス

☆②ジョーロノ、⑨イズジョードリーム

 

買い目は今回は記載しないがあえて狙うなら◎○▲△は馬単・ワイドのBOX、☆は当然単複を狙う形か。

 

このレースは穴馬を探すとかえって苦労する可能性が高くオーナー対決(志士十二組合vs節英司オーナー)も加味して印を打った。この対決で(このレースはスーパースプリントシリーズの一戦で習志野きらっとスプリントの選考競走を兼ねる)船橋の1000mに進んでも戦えるとしたら◎一択にもなりそうな気がするが…