現行の兵庫三冠では最後のダービーと南関東牝馬クラシック最終戦。両方とも『頭は2頭』というのがエア予想の本命を打つうえでのキモになっているのが明白。

 

 

その1 兵庫ダービー

 

兵庫チャンピオンシップの1400m化に伴い菊水賞との関係がこじれて兵庫三冠の錦の御旗が崩れるのが濃厚な中今年で現行のダービーシリーズが最後とあって来年以降の扱いが気になるところだが…

 

ここは2強もそうだが他に買える面々が絞られた感じ。菊水賞覇者のベラジオソノダラブとのじぎく賞覇者のスマイルミーシャの2強が抜けている。前走JRA勢を前に5着と歯が立たなかったベラジオソノダラブが兵庫勢限定なら力強く二冠にたどり着くと考え本命にし、片方のスマイルミーシャも1870mへの距離延長を克服できるわずかな可能性も見込んで対抗に。実質的なトライアルを圧勝しているビキニボーイを単穴に。下級条件連勝中で前走JRA交流を勝っているオオエアクティブを押さえ4頭に印を絞る。

 

◎⑫ベラジオソノダラブ

○⑥スマイルミーシャ

▲⑧ビキニボーイ

△⑩オオエアクティブ

 

ここは、

(1)ワイド⑥⑧⑩⑫のBOX6点

(2)馬単⑥⑧⑩⑫のBOX12点

計18点!

 

 

その2 関東オークス

 

南関東牝馬クラシックの序盤2戦を異なる馬で分け合ったことでJRA勢が戦いやすくなってしまった可能性が…

 

前で運べるメイショウオーロラを本命に。3ターンは前走1870mの兵庫チャンピオンシップを牡馬相手に3着。その前の勝ちも2ターンの1800mであることから牝馬同士なら川崎の2100mは苦にしないと考えたい。対抗はフェブランシェ。中山1800mで未勝利から連勝中だが勝った着差にムラがあるものの2ターンで適性を磨き3ターンもあっさりの可能性あり。単穴はパライバトルマリン。東京の1600mしか経験がなく2ターンのダートも経験がないが左回り適性で3ターンを乗り切れると見る。押さえにはここまでのグランダム・ジャパン3歳シーズンの対象レースを勝った馬で固める形にして東京プリンセス賞覇者サーフズアップ→桜花賞(浦和)覇者メイドイットマム→ル・プランタン賞覇者マルグリッド→留守杯日高賞覇者ワイズゴールドの順に。

 

◎⑪メイショウオーロラ

○⑬フェブランシェ

▲⑩パライバトルマリン

△1②サーフズアップ

△2⑨メイドイットマム

△3⑦マルグリッド

△4①ワイズゴールド

 

ここは、

(1)馬複⑪⑬-①②⑦⑨⑩⑪⑬のフォーメーション11点

(2)ワイド①②⑦⑨⑩⑪⑬のBOX21点

計32点!

 

 

今回も、本命馬の決定に際してはグリーンチャンネルで放送された『ダート競馬JAPAN』での解説者の見解も参考にさせて頂いた。貼った動画はNARのYouTubeチャンネルにupされた見逃し配信。

ここ最近自分で地方競馬のエア予想に取り組む際、この番組が役に立っていることが結構あり、グリーンチャンネルでの初回放送時間の関係で月曜日の深夜にupされていることが多いが、実際グリーンチャンネルの契約はなくともこういう番組は結構使えるのでありがたい。実は、この番組との兄弟番組に位置付けられている『アタック!地方競馬』でも重賞展望をやることがあるが、高知の大半や佐賀のような日曜日に発走する重賞だとこの原稿を書いている時間の関係でupされるタイミングとすれ違いがおきやすいため、とても参考にできない事情も抱えている…(お許しください)『ダート競馬JAPAN』の場合は解説陣として基本トラックマンを充てることになるため、本命見解にも説得力がありエア予想を書く際にも参考になりやすい。月末の帝王賞が番組開始後初のJpnⅠになるはずだが、地方馬の調教VTRであればおまかせってことになると思うと、(個人の感想ではあるが)エア予想のスパイスに向いていると私は思う。

 

ここまで展望番組に能書き言っても何もならないが、園田はワクワク感、川崎は安心感で今年はレースが楽しめるので、当たった儲かったというのは正直二の次!