私のTwitterでは先行して公開していますが…
11月6日終了時点のデータがまとまったので発表!
まずはJRAの全レース!
万馬券打率は東京後半の実況だった山本直也アナが東京前半の実況だった佐藤泉アナと入れ替わる形で第5位に上昇。阪神前半の実況だった山本直アナが第9位のブービーに後退となった。
飛距離は平均では順位変動はなかったものの、万馬券1打席あたりで佐藤アナが福島後半の実況だった中野雷太アナと入れ替わる形で第6位に上昇となった。
本塁打に関してはこの日は発生しなかった。
この日時点の状況を整理すると、
- 万馬券打率は小塚歩アナが米田元気アナに3分4厘の差で首位。これを大関隼アナが追う展開。
- 飛距離は平均・万馬券1打席とも米田アナが引き続き首位。第2位は大関隼アナで第3位が直アナ。米田アナと大関アナとの差は平均で4,957円差、万馬券1打席あたりでは2,038円差と逆転首位が見えるところまで持ってきた。
- 本塁打は大関アナがついに2ケタの10本に乗せ単独首位。
- 飛距離の下位を見てみると、檜川彰人アナと直也アナの2人が10万円を割っており、直也アナは8万円をはさんでウロウロするほどの絶不調ぶり、この2人のどちらかに上半期に米田アナに出たような1000万円超えの場外弾が複数出るような場合は一気に順位変動の可能性があるが、よほどぶっ飛んだ場外ホームランが複数生まれるか満塁ホームラン(400万円以上)の量産でもない限りこの2人による最下位争いが確実なムードである。
- 万馬券打率が6割に甘んじているのは檜川アナと直アナと2人とも関西支社組。この2人のヒット量産次第で打率の順位が動く可能性はあるものの、首位の小塚アナと最下位の檜川アナとが1割少々空いている。他のアナウンサーの絶不調でもない限りこの2人で最下位争いになる可能性が高い。
続いてWIN5!
この日は1550万円台のソロホームランな決着に終わったものの順位に変動はなかった。
上位構成は佐藤アナ→中野アナ→三浦拓実アナの順で変わりなし。この先の担当が首位の佐藤アナが来週から2週連続で担当予定があり(13日が福島、20日が東京)、この2回次第で首位堅持か2位以下に後退するかはっきりすることになる。一人100万円を割る米田アナは20日に阪神で担当予定があるため、その際に場外ホームラン(億超え)に貢献して100万円回復なるか試金石になる公算が大きい。
この結果をもとに11月12~13日の個人の感想的に考えられる馬券戦術を書くとこうなる…
11月12日(土)
東京1R~6R→山本直也アナ→打率は戻ってきているが飛距離がすこぶる不調。人気5頭の馬連BOXをガミらない程度に。
東京7R~12R(武蔵野ステークスを含む)→中野雷太アナ→打率も飛距離も弱い。上位人気の単複を厚めに。
阪神1R~6R→小林雅巳アナ→打率も飛距離も平均的。中間人気4~5頭の馬連BOXで。
阪神7R~12R(京都ジャンプステークスとデイリー杯2歳ステークスを含む)→三浦拓実アナ→打率が弱含みだが飛距離は平均的。1番人気から2ケタ人気に馬単2~3点流して。
福島1R~6R→佐藤泉アナ→打率も飛距離も平均的。中間人気4頭の馬単BOXで。
福島7R~12R→小塚歩アナ→打率が絶好調だが飛距離が相当弱い。1番人気から穴馬4~5頭に馬連ワイドで流して。
11月13日(日)
東京1R~6R→米田元気アナ→打率も飛距離もすこぶる好調。穴馬5頭の3連複BOXで。
東京7R~12R(WIN5対象2レースを含む)→大関隼アナ→打率も飛距離も順調。人気薄から上位人気へ馬単フォーメーションをお好みで。
阪神1R~6R→山本直アナ→打率が弱いが飛距離は好調。1番人気を2着固定にした穴馬からの馬単3~4点流してマルチで。
阪神7R~12R(エリザベス女王杯ほかWIN5対象1レースを含む)→小林雅巳アナ→打率も飛距離も平均的。1番人気から2ケタ人気へ馬単2~3点流して。
福島1R~6R→小塚歩アナ→上位人気から人気薄へ馬連のフォーメーションをお好みで流して。
福島7R~12R(WIN5対象の福島記念を含む)→佐藤泉アナ→打率も飛距離も平均的。小波乱で浮上する馬を軸に3連複でお好みで流して。
11月13日(日)のWIN5対象レースの実況はというと…
東京10R・11R→大関隼アナ
阪神10R・11R(エリザベス女王杯)→小林雅巳アナ
福島11R(福島記念)→佐藤泉アナ
第4位の大関アナ、第6位の小林アナ、一人1000万を超え首位を走る佐藤アナの組み合わせ。WIN5の飛距離で見た場合は『福島は人気薄・ほかは中間人気』にするのが第1のパターン。平均飛距離で見た場合は『東京は人気薄・ほかは中間人気』するのが第2のパターン。万馬券打率で見た場合は『中間人気~穴馬で統一』するのが第3のパターン。逆張りを考える場合は『人気サイドで統一』あるいは『10Rを穴馬にしてメインは人気サイド』といったメリハリを効かせた戦術が要求されそう。
条件は『牝馬3勝クラス→オープン→GⅢ→リステッド→牝馬GⅠ』『2戦目のダート以外はみんな芝』『定量戦→ハンデ戦3戦→定量戦』の流れ。ハンデ戦が3戦もありしかも力関係で与しやすい別定戦がなく難解な可能性が高い。
馬場状態から狙う場合は3場の芝の状態が格好のファクターになるのは確実であり、クッション値・含水率・土曜の時点の時計傾向といった駆使できる材料は加味した方がいいかと思う。
調教内容から狙う場合は各場のメインでは判断材料にしておくことが望ましそう。10Rの2鞍は『A評価の中で最もタイムのいい馬』を基準に考える必要がありそう。
紙面の印から狙う場合は『メインは◎と○のうち人気のある方』『▲は穴傾向なら入れる』『△△(二重三角)は狙いから外してみる』といった順張りと逆張りを織り交ぜた戦術で狙った方が近道か。小波乱になった一戦を当てている記者・トラックマンの印が参考になるかも。
※WIN5対象レースの条件はJRAのホームページの『レーシングカレンダー』をもとに記述しましたが、出馬投票等により変わることがありますので当日の出馬表で最終確認されますようお願いいたします。また、実況担当が変更になった場合は訂正記事を投稿することがあります。