10月は3頭のお馬さんが我が家に入厩!

 

1頭目は2021年(所謂第1回)のアイドルホースオーディション(京都競馬場主催)を1位で勝ち抜いてぬいぐるみになったヨシオ。我が家では『ヨッちゃん』の愛称で呼ぶ。

 

 

 

ヨッちゃんは日高育成牧場で出生したヨハネスブルグ産駒。2015年のブリーズアップセールで486万円で先代のオーナーに取引された。同年のデビューの後多数の戦績を重ねる中走ったことがないのは福島競馬場だけという実績を作った。2018年に当時の1600万円以下(現3勝クラス)の特別戦を勝ってオープン入りし、2020年にジャニュアリーステークスを制した後は、ジャパンカップとチャンピオンズカップの連闘とか障害戦への挑戦とかでかなりのチャレンジャーぶりも見せつけた。史実では4月の京葉ステークスを最後に競走生活を離れ、現役時代に走ったことのない福島競馬場で誘導馬として活躍の場を移すとか。

 

屈託のない顔のヨッちゃん。ウチのお馬さんは芝で活躍した馬が多いためダート中心の活躍だったヨッちゃんにとっては何となく浮いた存在になる可能性もありそうなのか孤立した道を歩みかねないのだが、境遇的に同じアイドルホースオーディションから誕生したキー坊(キセキ)に近づいたり、その流れで同じ坊っちゃんコンビのチャン坊(インディチャンプ)にいろいろ我が家での生活を聞くなど完全に新入社員みたいなフリが目立つ。一人称は『僕』が主体。ただ、会話の相手の呼び方は『さん』と『ちゃん』をTPOによって使い分ける。

 

GⅠ競走どころか重賞競走すら勝ったことがなく自分を弱い立場のように感じてはいるが、仲の良くなったキー坊やチャン坊の様な先輩たちはそんな扱い方はせず平等に見ている。競馬界の問題点を語る際に、平身低頭に徹せずガンガン言ってくれればと思うお馬さんが大半のようだ。