私のTwitterでは先行して公開していますが…
9月4日時点のデータがまとまったので発表!
まずはJRAの全レース!
この日は新潟前半の実況だった米田元気アナに第4レースで322万円のホームランが、小倉前半の実況だった檜川彰人アナに第5レースで117万円台のホームランがそれぞれ飛び出し、それを受けた本塁打争いは米田アナが第3位タイに並び、檜川アナもブービーを脱して第7位につけた。
飛距離争いはホームラン効果か米田アナが平均・万馬券1打席あたりとも首位に返り咲いた。三浦アナも札幌後半の実況だった小林雅巳アナと入れ替わる形で第3位に浮上した。檜川アナも万馬券1打席あたりで第6位まで上げてきた。
万馬券打率については順位に変動はなかった。
この日時点の状況を整理すると、
- 万馬券打率は小塚歩アナが米田アナに2分2厘の差で首位。これを大関隼アナが追う展開。
- 飛距離は平均・万馬券1打席とも首位が米田アナに交代。米田アナと第2位の大関アナとの差は平均で9,300円差、万馬券1打席あたりでは10,033円差と開いた形での首位交代。第2位と第3位の三浦アナとの差は平均で22,317円、万馬券1打席あたりで25,248円差とひたひた迫ってきた感じか。
- 本塁打は小林アナと大関アナが2ケタに王手をかけた9本の首位のままだが。第3位に米田アナと三浦アナが2本差で追い詰まってきた展開に。
- 飛距離の下位を見てみると、本塁打が2本にとどまっている山本直也アナと中野雷太アナが10万円を割っており不振ぶりが浮き彫りになった形に。2人のうちどちらかに上半期に米田アナに出たような1000万円超えの場外弾が出るような場合は一気に順位変動の可能性が考えられる。また、この2人に檜川アナを加えた3人の万馬券打率が6割に甘んじている状況であり、この3人のヒット量産次第で打率の順位が動く可能性もあり、秋競馬のリーディング争いも見逃せなくなってきた。
続いてWIN5!
この日は4255万円台の満塁ホームラン的な決着に終わりそれを受け三浦アナが一気に第2位にまでジャンプアップした。つられる形で中野アナが第7位から第4位に、小林アナがブービーを脱して一気に第6位に上昇した。
上位構成がまた変わり佐藤泉アナ→三浦アナ→大関アナの順に。上位の中では三浦アナが9月19日の中京であるだけで、以下のアナウンサーでに複数回担当があるのは第4位の中野アナで9月19・25両日の中山の予定。この2回を使って首位の佐藤アナとの差を詰めることができるかが焦点になりそう。再び米田アナが100万円を割る形ではあるが、これは後述するが来週9月11日の中京で次の担当があるため、その際のワンチャンスを使って100万円回復を狙うことになる。
この結果をもとに、9月10~11日の個人の感想的に考えられる馬券戦術を書くとこうなる…
9月10日(土)
中山1R~6R→小塚歩アナ→打率は好調だが飛距離が弱含み。人気サイドから穴馬4~5点への馬単流しでガミらない程度に。
中山7R~12R(紫苑ステークスを含む)→大関隼アナ→打率も飛距離も好調。上位人気を3着固定にした3連単のフォーメーションを10点程度で。
中京1R~6R→檜川彰人アナ→打率も飛距離も弱い。人気サイドの3連複2~3点で置きに行く感じで。
中京7R~12R→三浦拓実アナ→打率は平均的だが飛距離が上向き。中間人気の3連複5頭BOXで高め狙いで。
9月11日(日)
中山1R~6R→佐藤泉アナ→打率も飛距離も弱含み。上位人気から中間人気に馬連フォーメーションで流す感じで。
中山7R~12R(京成杯オータムハンデキャップほかWIN5対象2レースを含む)→山本直也アナ→打率も飛距離もすこぶる弱い。WIN5対象レースこそ人気サイドから穴馬4~5頭へ馬連で流す形だが他は1番人気の単複で置きに行く感じで。
中京1R~6R→山本直アナ→打率も飛距離も平均的。中間人気から人気サイドへの馬単流しで攻める形で。
中京7R~12R(セントウルステークスほかWIN5対象1レースを含む)→米田元気アナ→打率も飛距離も好調。WIN5対象レースこそ人気サイドから中間人気への馬連流しで守りに入った方がいいが他は人気薄4~5頭の馬連馬単BOXで攻める感じで。
9月11日(日)のWIN5対象レースの実況はというと…
中山9R・10R・11R(京成杯オータムハンデキャップ)→山本直也アナ
中京10R・11R(セントウルステークス)→米田元気アナ
今回の結果で第5位まで落ちた直也アナと一人100万円を割りシンガリに甘んじる米田アナの組み合わせ。WIN5の飛距離で見た場合は『中山は中間人気・中京は人気サイド』にするのが第1のパターン。平均飛距離と万馬券打率で見た場合は第1のパターンの真逆で『中山は人気サイド・中京は人気薄』にするのが第2のパターン。順張りが限られる形のため『人気傾向を揃える』くらいしか逆張りが考えにくい。
条件は、『2勝クラス→3勝クラス2戦→GⅡ→GⅢ』、『定量→ハンデ→定量→別定→ハンデ』、『芝→ダート→芝3連戦』という流れで重量戦が複雑な感じか。
馬場状態から狙う場合は2場とも開幕週ということもあり、日曜朝の時点の芝のクッション値に気を配る必要がありそう。土曜の時点の時計傾向もファクターにする必要があるかもしれない。
調教状態から狙う場合は重賞以外はひねる必要が考えられ、『一杯に追われた馬でタイムが良い馬』を狙いに入れることが考えられそう。
紙面の印から狙う場合は『◎は重賞に絞る』『条件戦は○・▲のうちオッズが低い方』『△でも短評が良い方』など少しあまのじゃく的なひねりが必要かもしれない。3勝クラスで的中率の高い記者・トラックマンの印をアテにするのも一つかも。
今週から少しの間2場開催に伴いWIN5での逆張りが限られる可能性もあるが、担当アナの実況での波乱傾向を読むことでおいしい配当を狙えればまた違った競馬の楽しみ方にもなりそうかと思う。