本題に入る前に、8月終了時点のランキングデータ(JRAの全レースWIN5を貼る。

 

このデータをもとに、8月31日に競馬実況webに掲載された(9月1日早朝にラジオNIKKEIのウェブサイトのメンテナンス・リニューアルがあったためこのタイミングになったと見られる)9月の実況担当予定をもとに、9月3~4日の個人の感想的に考えられる馬券戦術を書くとこうなる。

 

9月3日(土)
新潟1R~6R→中野雷太アナ→打率も飛距離も弱い。人気サイドの3連単BOXで置きに行く感じで。

新潟7R~12R→山本直也アナ→打率も飛距離も弱い。人気サイドを頭にした馬単3~4点流しで。
小倉1R~6R→三浦拓実アナ→飛距離は平均的だが打率が強含み。中間人気を頭にした3連複のフォーメーション6~7点で。

小倉7R~12R→山本直アナ→打率は弱含みで飛距離は強含み。人気薄の単複2頭チョイスか中間人気4頭の馬連BOXで。
札幌1R~6R→小林雅巳アナ→打率は平均的だが飛距離が好調。穴馬を軸にした3連複7~8点で高めの狙いを。

札幌7R~12R(札幌2歳ステークスを含む)→小塚歩アナ→打率は好調だが飛距離が弱含み。1番人気から穴馬4~5頭に馬連か馬単で流す形で。

9月4日(日)
新潟1R~6R→米田元気アナ→打率も飛距離も好調。人気薄5頭の3連複BOXか2ケタ人気を頭にした3連単を数点流す形で。

新潟7R~12R(新潟記念ほかWIN5対象1レースを含む)→中野雷太アナ→打率も飛距離も弱い。WIN5対象レースを含め上位人気4頭の馬単BOXで。
小倉1R~6R→檜川彰人アナ→打率も飛距離も弱い。人気サイド4頭の馬連BOXでガミらない程度に配分を考えて。

小倉7R~12R(小倉2歳ステークスほかWIN5対象1レースを含む)→三浦拓実アナ→飛距離は平均的だが打率が強含み。WIN5対象レースを含めて穴馬から人気サイドに馬単で流す形で。
札幌1R~6R→小塚歩アナ→打率は好調だが飛距離が弱含み。上位人気から穴馬に馬連ワイドのフォーメーションの多点買いで。

札幌7R~12R(WIN5対象1レースを含む)→小林雅巳アナ→打率は平均的だが飛距離が好調。WIN5対象レースこそ上位人気4頭の馬連BOXでもよいが他は穴馬4~5頭を馬単か3連複のBOXで。

 

 

9月4日のWIN5対象レースの実況予定はというと…

 

新潟10R・11R(新潟記念)→中野雷太アナ
小倉10R・11R(小倉2歳ステークス)→三浦拓実アナ
札幌11R→小林雅巳アナ

 

何となく200万円も割りそうな第7位の中野アナ、ラジオNIKKEI入社後2回目のWIN5対象レースの実況で重賞競走の実況も初担当になる第5位の三浦アナ、200万円に乗せブービー争いから脱したい小林アナの組み合わせ。比較的中位~下位のアナウンサーの組み合わせということで、WIN5の飛距離で見た場合は『小倉を中間人気・他は人気サイド』にするのが第1のパターン。平均飛距離で見た場合は『札幌は穴馬・小倉は中間人気・新潟は人気サイド』にするのが第2のパターン。万馬券打率で見た場合は『新潟は人気サイド・他は中間人気』にするのが第3のパターン。順張りが複雑ゆえに逆張りは相当ひねる必要が考えられ、『人気サイドで統一』、『穴馬で統一』のように人気傾向を揃える戦術も考える必要がありそう。

条件は『3勝クラス→2勝クラス→3歳以上オープン→2歳GⅢ→3歳以上GⅢ』、『定量戦2戦→ハンデ戦→馬齢重賞→ハンデ重賞』、『ダート2戦から芝3戦へ』の流れ。比較的与しやすい流れにはなったか。

馬場状態から狙う場合は3場とも最終週になるため、芝のコンディション(特に傷み具合)に注意を払う必要が出てきそう。当日朝のクッション値がヒントになりやすく、新潟と小倉であれば朝の時点のダートの含水率もファクターになりやすい。

調教状態から狙う場合は各場のメインで活用することになりそう。序盤の2戦に関しては、紙面で特注の馬がいた場合はその馬を買い目に組み入れるのも一つの手か。

紙面の印から狙う場合は『▲を確実に入れる』『◎・○でも強調材料が見当たらなければ外す』『△△(二重三角)の場合はオッズが高く出れば買い目』といった具合に複雑な狙いを考慮した方が高めの結果にありつく可能性があり、トリガミ覚悟で行く場合は◎で統一する安全牌的な考えもよいであろう。比較的中穴をヒットしている記者やトラックマンの印をアテにするのも戦術に入ってくることになりそう。