ウチのくた馬(ディープインパクト)と3歳時クラシック路線を戦ったアドマイヤジャパンがビーズソファーメーカーの『Yogibo』とCM契約を結んだとの話題が飛び込んできた。
実際に制作されたCMではアドマイヤジャパンがビーズソファーに顔をつけリラックスする姿が人気になっているのだが…(その一例のYouTube動画を貼る)
個人的感想を言わせてもらうと、CM自体はまったり感やほっこり感があって見やすいものに仕上がったというところか。
そこから考えると、引退馬って現役時の成績如何によらずCM需要は多いと思う。それがアドマイヤジャパンの場合はまったりぶりやほっこりぶりでヒットになっている訳であり、他のお馬さんでも探そうと思えばいると思う。別に宣伝する品物がビーズソファーに限らずとも。競馬とは違うところでウケるのは何か一種の戦略のようにも感じる。
実はYouTube限定のお馬さんを主体にしたCMで私が好きなシリーズがあり、JRAの『色んな子がいるよ』シリーズである。個性満載の『遅刻編』『毛色編』『逃げ馬編』『いい天気編』の4本立て(私のPCの検索ヒット順に)。その動画を貼っておくので使用されている公式実況と共にお楽しみいただければと思う。
4本に共通するのは、そのカテゴリーにある馬の『特色』をCMの主人公として利用し、出演する馬もサラブレッドとは限らないご当地馬が多めで(独断と偏見で選んだ?)その『特色』の代表格と呼ばれる(?)馬の公式実況が使用されているというもの。でも、もっと似合いそうな馬が懐かしの馬にもいると思うと競馬歴が30年に到達しそうなウチにはちょっと複雑な気もした。
これら4本のようにサラブレッド以外のポニーや南国種の様な馬を出演させるのであればこれほどユーモラスに作られたCMはないと思っている。
あと思ったのは意外と乗馬種の馬とかは馬術はもとより馬事文化の広報役的な役回りで使えそうな感じも受ける。馬術選手との一体感はCMにも似合うと思う。
アドマイヤジャパンに話を戻すが、『CM映え』を起こして多額の契約料までゲットするとなると、この先に引退馬のCM需要も何か増えてくるような感じもあり、引退馬の処遇改善や支援に向け、また一つモデルケースが誕生したと見た方がいいか。あと、『色んな子』シリーズでいえば、在来馬やポニーなどの愛玩系統の馬にもスポットがもっと当たってほしいと感じたが…(無論ばんえい馬もしかり)(;・∀・)
ウチのお馬さんでCMに出そうな馬がいるとすれば…『映える』関係もあって間違いなく雪ん子(ソダシ)だろうなぁ…
あと、これは備忘録っぽいが…
『色んな子』シリーズで実際に使用された実況音源はどの馬の誰の実況だったかというと…(掲載順に)
『遅刻編』→グランアレグリアが勝った2020年のスプリンターズステークス・米田元気アナの実況
『毛色編』→ゴールドシップが勝った2015年の天皇賞(春)・佐藤泉アナの実況
『逃げ馬編』→クィーンスプマンテが勝った2009年のエリザベス女王杯・檜川彰人アナの実況
『天気編』→キセキが勝った2017年の菊花賞・中野雷太アナの実況
周知の事実だけど『協力:ラジオNIKKEI』とでも添えた方が良かったか(^^;)