私のTwitterでは先行して公開していますが…
8月7日全レース終了時点の確定データがまとまったので発表!
まずはJRAの全レース!
この日は札幌後半の実況だった山本直アナに第8レースで287万円台のホームランが飛び出し、それを受けたホームラン争いで第4位タイに並んだ。
飛距離は直アナが平均・万馬券1打席あたりとも第4位に浮上した。そのあおりで新潟前半の実況だった佐藤泉アナが第6位に、新潟後半の実況だった小塚歩アナが平均で第8位に後退する形に。小塚アナは10万円も割ることになった。
万馬券打率は札幌前半の実況だった米田元気アナが首位に返り咲き、佐藤アナも第7位に上昇。
この日時点の状況を整理すると、
- 万馬券打率は米田アナが小塚アナに1厘差で競り勝ち首位。これを大関隼アナが追う展開。
- 飛距離は平均・万馬券1打席あたりとも大関アナが首位。これを米田アナが第2位で、小林雅巳アナが第3位で追う展開。首位と第2位との差は平均で26円差、万馬券1打席あたりでは11,325円差の大接戦。第2位と第3位との差は平均で31,069円、万馬券1打席あたりで29,724円の差。
- 本塁打は小林アナと大関アナが2ケタに王手をかけた9本の首位で並び、第3位の米田アナに3本差をつけている。
- 飛距離の下位を見てみると、本塁打が2本にとどまっている山本直也アナと中野雷太アナに加え檜川彰人アナと小塚アナが10万円を割っている。この4人の誰かに上半期に米田アナに出たような1000万円超えの場外弾が出るような場合は一気に逆転首位の可能性。
- 小林アナ以外のベテラン4人の万馬券打率が6割でもがき苦しんでいる。この4人の中から誰が万馬券を量産するかによってこの先のリーディング争いにも影響が出る可能性がある。
続いてWIN5!
この日は324万円台と2ベースヒット的な結果に終わったものの順位変動はなかった。
今のところ上位構成は直也アナ→三浦拓実アナ→小塚アナの順となっているが、直也アナが一つ抜け出ており(第2位とは1,240,178万円差で動いていない)、第2位以下の誰かが場外弾(億超え)に貢献するか、(後述するが)来週の札幌で対象レース実況担当予定の直也アナが極端な凡退でもしない限り逆転首位は厳しそうな感じ。第2位の三浦アナには今月担当がないが第3位の小塚アナは来週の新潟での担当の際に逆転首位を狙うことになる。佐藤泉アナが一人100万円を割ってシンガリにいるが、8月21日の新潟で久しぶりに対象レースの実況が予定され、ここで100万円乗せを狙うことになる。
この結果をもとに、8月13~14日の個人の感想的に考えられる馬券戦術を書くとこうなる…
8月13日(土)
新潟1R~6R→小塚歩アナ→打率は好調だが飛距離が弱い。本命サイドから3~5番人気の馬に馬連3点流しで。
新潟7R~12R→大関隼アナ→打率も飛距離も絶好調。穴馬1着固定の3連単を手広く。
小倉1R~6R→山本直アナ→打率も飛距離も平均的。3~4番人気の馬から穴馬に広げた3連複2~3点で。
小倉7R~12R→三浦拓実アナ→打率も飛距離も平均的。5~6番人気頭で本命サイドに流した馬単のマルチで。
札幌1R~6R→山本直也アナ→打率も飛距離もすこぶる弱い。人気サイドの単複かワイドの3頭BOXで置きに行く感じで。
札幌7R~12R→佐藤泉アナ→飛距離は平均的で打率が弱含み。中間人気の馬の単複1点か人気サイドから馬連3点流しで。
8月14日(日)
新潟1R~6R→米田元気アナ→打率も飛距離も絶好調。穴馬4頭の3連単BOXが狙いどころ。
新潟7R~12R(関屋記念ほかWIN5対象1レース含む)→小塚歩アナ→打率は好調だが飛距離が弱い。上位人気から馬連4点流しで。WIN5対象レースは上位人気から馬単5点流しで。
小倉1R~6R→三浦拓実アナ→打率も飛距離も平均的。中間人気の馬の単複を手厚くするか3~4頭のワイドのBOXで。
小倉7R~12R(小倉記念ほかWIN5対象1レース含む)→檜川彰人アナ→打率が弱く飛距離も芳しくない。1~2番人気の単複勝負の安全牌がベストか。WIN5対象レースは人気サイドの1着固定の馬単4点流しで。
札幌1R~6R→佐藤泉アナ→飛距離は平均的で打率が弱含み。人気サイド2~3頭から馬連ワイドのフォーメーションで手厚く。
札幌7R~12R(WIN5対象1レース含む)→山本直也アナ→打率も飛距離もすこぶる弱い。人気サイドの馬連3頭BOXで。WIN5対象レースは人気サイド2頭から5頭に馬単のフォーメーションで。
8月14日(日)のWIN5対象レースの実況はというと…
新潟10R・11R(関屋記念)→小塚歩アナ
小倉10R・11R(小倉記念)→檜川彰人アナ
札幌11R→山本直也アナ
第3位の小塚アナ、200万円を割りそうな第5位の檜川アナ、400万乗せを狙う首位の直也アナの組み合わせ。WIN5の飛距離で見た場合は『札幌は人気薄・他は中間人気の馬』にするのが第1のパターン。平均飛距離で見た場合は『全レース人気サイドで統一』するのが第2のパターン。万馬券打率で見た場合は『新潟は穴馬・他は人気サイド』にするのが第3のパターン。逆張りに乏しい感じで『全レース穴馬で統一』くらいしか考えづらい感じか。
条件は『全レース芝で統一』されるほかは『3勝クラス→牝馬2勝クラス→オープン→GⅢ重賞2鞍』『ハンデ戦→定量戦→ハンデ戦2戦→別定戦』とかなり出入りが激しい。
馬場状態から狙う場合は小倉が2週空いているため芝の生育状況を加味することになりそう。意外と施工した作業内容も盲点になる可能性があるかも。他は当日朝のクッション値と含水率を留意すれば大丈夫か。
調教内容から狙う場合は各場のメインで使えそう。紙面で特注コラムされた馬がいる場合、その馬と調教状態の良い馬で狙う形がふさわしいかもしれない。
紙面の印から狙う場合は『○と▲』、『◎と△のうち人気の最もない方』といった相反的な2頭を買い目に加える必要がありそう。かえって△△(二重三角)を消す感じとかハマりそうな気がする。小波乱に強い記者・トラックマンの印から狙った方が近道かも?