暑熱対策による西日本の休場を含む夏競馬での2場開催も今年で3年目。
ウチのララ美(ラッキーライラック)はこの変則2場開催で自ブロック制が解除されることにより当該期間中の新潟開催がレースによっては(関西馬主体の)草刈り場状態になっていることに疑問を持ったのか、『持続可能な暑熱対策』としての『3週変則2場開催』について次の様な案を示した。
ララ美の案を図表にまとめるとこうなる。なお、ララ美の案においては、第1節~第3節の実施順は不問。
(こんな図表まとめるのにExcelなんぞ使ったのだがMicrosoft-Office-Specialist(MOS)の試験勉強した際以来に活用したので汗をかいてしまった。
こんなところで役立ってしまうとは…)
「東京オリパラをきっかけに暑熱対策が強化された件だけど、初年度は馬術競技の支援もあるからまだやむを得なかったけど、馬の福祉を口実にその後遺症をあと1~2年も引きずらなくてもいいと思うのね。その後遺症で下級条件を主体に除外とか頻発して厩舎関係者の間に困惑ムードって強いと思う。無理に小倉を2~3週も休ませなくても馬場状態とか維持できる気がするし、小倉の暑さに強い馬とか小倉で実績が出やすい馬とか調教過程が狂ってくる気がするわ。」
「調整過程に狂いが出ないようにするためなら年に1度ある変則3日間開催に範をとるわけではないけど、3週の間ほど東の主場・西の主場・北海道の3場の間で1週ごとに1場ずつ開催を休んだ方が効率的だと思う。そうでもしないと自ブロック制を活かした使い方って難しいと思う。草刈り場が連続することが続くと『スーパー未勝利』どころか『スーパー1勝クラス』とか散見するようになり番組面としてもまずくなってくる気がする。この3週が終わってからスーパー未勝利とか展開させてもいいんだし。今のままでは処遇改善が遠くなる気がするだけ。」
ウチはごもっともと思った。それにファンの間にはララ美の様な考えを持たれている方は多いと思う。夏競馬での自ブロック制解除という異常事態については厩舎関係者もファンもトラックマン界隈でも納得いかない人って多いと思うが、馬の福祉が優先されるにしては北海道の暑さも札幌で行われた東京五輪のマラソンを見た方ならお分かりいただける方もいると思うので、くれぐれもJRAには『馬の福祉』と『興行性』の両立に基づいた開催計画の策定をお願いしたいのがララ美の願いかと思った。
あと、思ったのは…
3週連続変則2場開催の実施に伴って、ラジオNIKKEIの中継はどうなるのかではあるが…そうなったら休場分のチャンネルで札幌競馬中継すればいいだけだと思うので、さほど心配する必要はないか。でも、新潟・札幌の2場開催だと関西支社と札幌競馬場結べばいいのでここ3年の理屈(昨年こそ函館競馬場を結んだのだが)もありわかるが…小倉・札幌の2場開催だと虎ノ門の本社と札幌競馬場を結んでレギュラー解説者の大半を虎ノ門に呼ぶ形に…何か大雨か何かの際に東京競馬が中止になった時の様なことにでもなるの??