ここ連日、異端の新興宗教の話題でニュースやワイドショーが騒いでいる。その話はこのブログでは書かないことに。それとは別に…
実は…私には20年以上にわたる心療内科への通院歴があり、今でも双極性障害の後遺症が残り通院服薬中である。
ただでさえメンタル的に不憫なのだが、ここ最近、Twitter見るだけでメンタルをやられることが多くなり、それが影響し競馬やラジオNIKKEIの競馬番組に対する関心に影響も及ぼしている。何かにすがりたいと思っても、馬のぬいぐるみ以外に何もない状況である。時には脳神経でも高ぶったのではないかと感じる症状もあり、場合によっては頭の中で長ったらしく暴走するように激しいドラムソロ・ドラムロールがループすることも頻繁にある。真面目な話『てんかんでも発症したのでは?』と思うような脳内症状に襲われることもあるので、症状を見て時期が来たら検査でも受けてみることにする。
話が逸れた…
実は、傷つきやすい心をどうやって和らげるか…その一手段としてラジオの宗教番組を聴くという方法を考えた(ちなみに我が家の菩提は浄土真宗大谷派である)。私がラジオに親しみ始めた高校受験の時期以降との比較で、仏教系ラジオ布教番組の衰退がかなり激しく、デイリー放送でわずかに残るキリスト教のものでも、その数は微々たる状況である。
ラジオNIKKEIにハマって以降、セブンスデー・アドベンチスト教団の『光とともに』という番組は毎日聞いているが、この場で放送される法話だと何かしっくりこないものがある。時には、教団の関連機関の活動報告になることもあり、聴いてて耳に入らないことも多い。
↑『光とともに』番組ロゴ
そんな中、かつて聴いていた番組で、カトリック教会系の『心のともしび』という5分番組を思い出した。毎朝聞いてて「これぞ『ザ・朝のラジオ』らしい番組だったな~」と思い、あれやこれや調べると…
↑『心のともしび』オフィシャルサイトのロゴ(番組としてのロゴがあるかはわからなかった)
・いまだに放送されその歴史は継続されている(要するに長寿番組)
・カトリック教会としてはバックナンバーの聴取手段としてradikoのタイムフリーが推奨されている
それを受けて地元局(北海道在住なのでSTVラジオ)のradikoのタイムフリーを聴いたら、
「これぞ心が落ち着く一番組!」
に思え朝の移動時のタイムフリーに組み入れることにした。朝の移動時の場合、『ラジオ日本ニュース』『日経電子版NEWS』『坂上みきのエンタメgogo!』の3本柱でタイムフリーを消化していたが、この番組を移動時間の冒頭に置くことで心には落ち着きを、気分的には引き締めをもたらす効果も出てきた。
放送の制作運用に当たる心のともしび運営YBU本部(カトリック善き牧者の会)のサイトも最近知ったばかりで詳しいことはわからないが、かつては過去の放送とかをオンデマンドにしていたらしいものを、効率化のため直近の放送分はradikoのタイムフリーに移管し推奨する方向に切り替えたと思われ、その代用(?)として過去放送されたアーカイブとなる『心の糧』なる法話をナビゲーターが朗読したものが掲載されている。はやりネットラジオの時代にマッチした宗教番組のあり方に代わってきたであろう。でも、年配のクリスチャンの方であれば、アナログラジオで流れる雰囲気に勝るものはないと思う方は多いはず。
仏教ですらインターネットの普及を受け『ネット法話』に力を入れるあまり、ラジオ放送から離れる傾向が強まっている昨今ではあるが、今どきの怪しい新宗教的な番組も出てきている中、伝統を重んじたカトリック教会の取り組みに関しては、異宗教の身ではあるが末永く続いてほしいと思った次第。