私のTwitterでは先行して公開していますが…
2022年6月全レース終了時点の確定データがまとまったので発表!
まずはJRAの全レース!
この日は阪神で2本のホームランが飛び出し、前半実況の三浦拓実アナが第3レースで117万円、後半実況の山本直アナが第12レースで101万円を放った。
これに伴う本塁打争いは三浦アナが単独の第4位に、直アナも第5位タイにつけた。
飛距離については平均では順位に変動はなかったものの、万馬券1打席あたりで直アナが第4位に浮上。
万馬券打率は三浦アナが東京後半の実況だった小林雅巳アナと入れ替わる形で第3位に浮上。直アナも第3位に。
この日時点の状況を整理すると、
- 万馬券打率は米田元気アナが首位で8割も回復。これを小塚歩アナ、三浦アナ、小林アナが追う展開。
- 飛距離は平均では米田アナが首位を守っているが万馬券1打席では大関隼アナが首位とねじれている。首位と第2位との差は平均では大関アナが4,129円差で米田アナを、万馬券1打席あたりでは米田アナが19,701円差で大関アナを追うというねじれ具合。平均・万馬券1打席あたりでともに第3位につける三浦アナと第2位との差は平均で52,193円、万馬券1打席あたりで66,131円の差。
- 本塁打は大関アナが9本で単独首位だが、第2位の米田アナ・小林アナとは3本差と変わらず。
- 飛距離の下位を見てみると、本塁打が2本にとどまっている山本直也アナ、中野雷太アナ、小塚アナの3人が平均飛距離で10万円を割っている状況であり、この3人の次のホームラン次第で順位はまだ変わってくる余地がある。
- 本塁打数が3本の第5位タイの3人も次のホームラン次第での逆転があり得る可能性がある。特に1000万円超えが出た場合は一気に逆転首位の可能性が自動的に出てくる。
- 檜川彰人アナ、中野アナのベテラン2人の万馬券打率が6割でもがき苦しんでいる。この2人のヒット量産次第でも万馬券打率・飛距離に更なる順位変動が見込まれる。
続いてWIN5!
この日は490万円台と2ベースヒット的な結果に終わったものの順位変動はなかった。
今のところ上位構成は直也アナ→小塚アナ→中野アナの順となっているが、直也アナが一つ抜け出た可能性が高く(第2位とは1,208,603万円差)、第2位以下の誰かがぶっ飛んだ場外弾(億超え)を出すか直也アナが凡退連続等のスランプにでも入らない限り逆転首位は厳しそうな感じ。100万円を割っている米田アナと佐藤アナにしても、下半期の打席で満塁ホームラン(4000万円)以上を放って100万円台突入を狙うことになりそう。
あと、6月に出たホームランをランキング形式で掲載しておく。6月は11本と出た本数はやや多かった。
第1位 7,832,540円(6月12日中京第7レース・山本直アナ)
第2位 3,084,890円(6月19日東京第5レース・大関アナ)
第3位 2,987,110円(6月5日中京第4レース・佐藤アナ)
第4位 2,742,710円(6月12日東京第3レース・佐藤アナ)
第5位 1,315,680円(6月19日東京第2レース・大関アナ)
第6位 1,265,930円(6月18日東京第11レース・山本直也アナ)
第7位 1,187,160円(6月12日東京第10レース・米田アナ)
第8位 1,171,980円(6月26日阪神第3レース・三浦アナ)
第9位 1,073,990円(6月11日東京第4レース・小林アナ)
第10位 1,029,010円(6月19日函館第6レース・佐藤アナ)
第11位 1,016,060円(6月26日阪神第12レース・山本直アナ)
直アナが特大の700万超えをかっ飛ばし、続く大関アナも負けじと300万超えを放ち、佐藤アナも200万超え2本を含む3本をランクインさせ、他にもコンスタントに打ったアナウンサーが目立った。今年の場合『初当たりが比較的大きい当たりになりやすい』傾向が目立っており、そこからエンジンが一気にかかるアナウンサーが目立つようになっている。今月最高値の飛距離を放った直アナのように今年2本目で700万超えとそれまでの不調が嘘のようになっている実態もあり、この先の本塁打争いは量も質も見逃せなくなったといってもいい。
さらに今回は第2四半期のJRAの全レース終了ということで、WIN5の実況単価のベスト5も記載する。実況したアナウンサーは『東主場・西主場・(第3場)』の順に記す。
第1位 15,039,975円 含まれる重賞…大阪杯
(4月3日 当日結果30,079,950円 小塚アナ・山本直也アナ)
第2位 5,289,683円 含まれる重賞…ヴィクトリアマイル
(5月15日 当日結果15,869,050円 小林アナ・檜川アナ・小塚アナ)
第3位 2,702,393円 含まれる重賞…日本ダービー・目黒記念
(5月29日 当日結果8,107,180円 小塚アナ・檜川アナ・三浦アナ)
第4位 1,635,373円 含まれる重賞…宝塚記念
(6月26日 当日結果4,906,120円 小林アナ・山本直アナ・米田アナ)
第5位 1,455,100円 含まれる重賞…NHKマイルカップ・新潟大賞典
(5月8日 当日結果4,365,300円 米田アナ・中野アナ・小塚アナ)
第2四半期の場合、単価にすると小粒な結果が多かった。そんな中、第2位の小塚アナが複数回にわたりランクインに貢献している現状がうかがえる。首位の直也アナも第2四半期でのランクインは第1位の1回だけになるが、どちらかといえば『飛ばす時が大きい』傾向での首位と考えた方が得策か。第3位の中野アナもランクインは第5位の1回だけだが、こちらは第1四半期での貯金に助けられている可能性か高いと考えるのが普通だろう。100万円を割っている米田アナも第4位と第5位の2回ランクインがあるがこちらは第1四半期の不振を引きずる感じでの結果になっていると見た方がよさそう。
なお、7月2~3日の個人の感想的に考えられる馬券戦術と7月3日のWIN5の戦術は、今週中に7月の実況担当が競馬実況webに発表される予定でもあるので、発表され次第掲載していくことにしたい。
また、準備ができ次第、上半期の本塁打・WIN5の実況単価のランキングの総括と地方競馬・海外競馬分のデータ集計も行う予定なので、発表をお待ちいただけば幸いである。