2011年3月11日14時46分。東北の地を襲った未曽有の大震災から11年。当時を振り返り、避難所での情報不足やテレビやラジオからの一方通行の情報に退屈になった方が多いのは想像に難くないと思う。

 

かく言う私も、この日と防災の日が近くなると、防災袋の短波ラジオの受信チェックをやったり、このブログでも防災と短波ラジオにまつわることを書いているが、今年の趣向はこんなシチュエーションを設定してTwitterで投票なんかやってみた。

 

そんな投票の結果がこちら(サンプル数少なすぎだが)(^^;)

 

3人しかリアクションがなかったのだが、『マーケット情報・医療系情報』を選んだ方はさすがに皆無であった。これは投資家界隈ではIR活動で企業の情報は解るため必ずしも避難所に行ってまで情報収集しなくとも済むと思ったからであろう。最初、『RaNiMusic』に票が集まるのを密かに期待していたが、音楽だけならradikoのアプリがあれば十分と感じている人が多く票が入らなかったと見られる。私は避難所での退屈しのぎにラジオは役立つと持っているが、この結果を見て、何となく「避難所に短波ラジオ持って行って何するの?」的な考えをする人が多い感じがしてがっかりした。

 

ここからは私の考えであるが、避難所に短波ラジオを持っていったら、「平日日中はRaNiMusicで気分転換」「土日は競馬中継をライブで」の2つをやってみるだけでも避難所での退屈しのぎになると思っている。避難所に行っても地元のラジオ局の防災情報となると無機質この上ないと思うので、時には短波ラジオの力も借りて気分転換できればしめたものかと思う。

 

それでなくても、北海道胆振東部地震でブラックアウトの怖さを経験した者としては、アナログの短波ラジオのありがたみは身に染みているので口を酸っぱくして言うつもりなのだが(^^;)