12月28日、勤務の関係で午後から在宅勤務になり、その合間を縫ってヤングジョッキーズシリーズをグリーンチャンネル(この日無料放送)で観戦。そこに居合わせたコンちゃん(コントレイル)とララ美(ラッキーライラック)が何やら必死な訴えかけをしていた。

 

 

コンちゃん(コントレイル):旦那さん(私)、競馬の騎手のシリーズものと言えば騎手が主役になって騎乗馬は二の次になりがちだけど、実は厩舎は厩舎で調教積んで最高の状態に持ってきて預けるので勝ちに行ってるんだよ!

ララ美(ラッキーライラック):そうだわ!オーナーさんだって賞金獲得かかっているし、騎手で予想するのもいいけど馬の出来にも注目しないと楽しめないよ!

コンちゃん:特に1勝クラス勝ったばかりでシリーズものに挑むとなると運もあるかもしれないけどそこをテコにオープンでの活躍を夢見る馬だっているんだし。どこの厩舎も必死なんです!

ララ美:旦那さんに限らずファンの皆さんへのお願いですが、騎手の腕だけ褒めて馬を軽視するのやめてください!

 

かなり力強い口調で訴えかけていたようだが、確かに2頭に言われるまで気づくことがなかったのか「ごめんごめん」と謝ったものの、ここには書かないが2頭が揃えて言うには、

「海外での騎手シリーズも事情は同じだ」

というもの。

 

確かに思ってみれば、騎手の腕が問われるシリーズものでも厩舎側は騎乗馬を最高の状態に仕上げて託すし、予想する専門家たちも調教の感触を取材して予想を打つくらいだから、今考えてみれば何のことはないとはいえ、競馬ファンの基礎が欠けていたことを思い知らされる2頭の訴えかけだった。木を見て森を見ずではないが、『騎手を見て馬を見ず』もまた良くないとの戒めも受けた形。今後騎手が主役のシリーズものは騎乗馬にも注目しなければと今更ながら思った…_| ̄|○

 

競馬ファンは日々勉強なのね…( ̄▽ ̄;)