秋競馬も始まり、ラジオNIKKEIでも主に南関東のダートグレード競走を中心とした地方競馬の取材・実況音源録りも再開したり、海外競馬の発売に合わせ中継番組やグリーンチャンネルで流す実況を手掛けるのも再開したりする。前に、競馬実況アナの万馬券打率・飛距離・本塁打のランキングを地方競馬・海外競馬用にまとめていることはこのブログにも書いたが、2021年分を8月まで集計した中間結果を集計したので発表したい。
その1 地方競馬
まずは打率。(サンプル数が少ないが)実況したレースすべて万馬券にまとめた小塚歩アナが10割で首位。レース数をこなしている大関隼アナでも6割なので、小塚アナに関しては確実に万馬券を叩き出せるイメージが残っている。
続いて本塁打と飛距離。大関アナが今年唯一となる238万円台の2ランホームラン的な当たりを帝王賞で叩き出しているが、その効果が出ておらず小塚アナに首位を譲る感じになっている。中野雷太アナと米田元気アナが蚊帳の外になっているイメージがあり、ほとんど飛んでいない。
一般に(個人の感想を言えば)ラジオNIKKEIで取材・実況した地方のレースは荒れにくい傾向にあるが、その影響は中野アナも米田アナもその傾向に漏れない印象を受けているものの、秋の担当状況次第では逆転の芽も残っているのは事実で、この先の担当状況にも目を見張りたい。
その2 海外競馬
こちらは実況人員が2人でサンプル数が6鞍と一時期の販売レース数からは少なさすぎるが、トータルでの凡退は米田アナの1打席だけで残りは全部万馬券になっている。そのためか打率・飛距離とも大関アナがリード。本塁打こそないが大関アナはドバイゴールデンシャヒーンで964,620円とホームラン手前の大きい当たりを実況している。一方の米田アナも海外競馬実況デビュー戦のチェアマンズスプリント(香港)で253,270円と上々の荒らし方を見せており、こちらも担当が回れば楽しみである。
既に凱旋門賞の発売が決まっているため2人以外の誰か(私の個人的予想は2年連続の小塚アナか復帰の中野アナのどっちか)が実況となれば(リーディング争いとして)混沌とする状況も見えてきそう。