国内のほとんどのラジオ局は24時間放送を続けている関係もあり、ラジオ局の開始アナウンスがあっても意味をなさないか、あったとしても月曜の早朝に流れるためその認知度は低い。マイナーの度が過ぎるかもしれないが、私がハマっているラジオNIKKEIの第1・第2放送の開始アナウンスと第2放送の終了アナウンスはラジオの開始・終了アナウンスの中でも好きな部類である。



 

 

ラジオNIKKEIの場合、現在は第1放送が中野雷太アナで統一、第2放送は開始と土日の終了が中野アナで平日はRaNiMusicが19時に終了するタイミング時期に大関隼アナに交代しているが、特に第2放送の終了アナウンスは周波数の運用やかつてJRAで行われていた薄暮競馬の影響を確実に受けていた。17時に9MHz帯(現在は大規模災害時の予備役)が終了する際や19時に6MHz帯が終了する際にもアナウンスがあり、私の場合は女性アナウンサーの声の6MHz帯の終了時のアナウンスも好きで、アナウンスの内容から19時を起点に3MHz帯に切り替わる内容から『周波数切り替えアナウンス』と呼んでradikoで親しませてもらった。

 

 

第1・第2放送とも開始アナウンスにはチューブラーベルと琴によるインターバルシグナルがついているが、第1放送でロングの演奏を聴き、第2放送でショートの演奏を聴いてスイッチを入れるのが毎日の習慣化している。とはいっても私が第2放送にハマった当時(RN2の時期)のプレイリストの8:00の項目に、

 

『いい音楽で1日を!』

 

という項目があり、好奇心でradikoを立ち上げたら中野アナの短波放送に向けた開始アナウンスであり、

 

「なるほど…」

 

と思った次第である。

 

 

話は変わるが、らじる☆らじるを使っていると一時期NHKの第2放送に『減力放送のお知らせ』というのがあって聴いてみたらチェレスタ(これを知るまでオルゴールと勘違いしていた)による伝統のインターバルシグナルが流れ、これもまた好きである。

 

 

『こんなもの好きになって何の役に立つの?』なんて思う方もいるので私なりの活用方法も書いておきたい。

ラジオNIKKEIの第1放送と土日の第2放送の開始アナウンスであれば、radikoのシステム上一つの番組として分離されているためタイムフリーへの対応も効いており、radikoの作動チェックに使っている。NHKの第2放送の開始アナウンスであれば、らじる☆らじるの作動チェックのほか、アナログラジオのエアチェックとしても使っている。

 

 

他の放送局の開始アナウンスもこうやってエアチェックやradikoの作動チェックに使えればいいのだが如何せん地元局とは距離を取っており、最近になって一部地元局の番組もタイムフリーで聴くことがあるがリアルタイムではまだ遠いので…(-_-;)