1月19日にYouTubeに流れた高知競馬ライブの『ヨルノヲケイバ』を視聴した姫(アーモンドアイ)、くた彦(ゴールドシップ)、くた馬(ディープインパクト)の3頭。現役時分に芝で活躍した3頭が視聴の傍らでこんな話の井戸端会議をやっていた。

姫(アーモンドアイ):地方のナイター競馬ってダートオンリーみたいだけど、本当は日本にも芝のナイター競馬ってあった方がいいと思うわ。
くた彦(ゴールドシップ):確かにそれは当たっているけど、日経電子版の競馬コラムにJRAに関しては施行規定上『日の出から日没まで』って決まっているの見たぞ。
くた馬(ディープインパクト):確かそれ書いたの直くん(山本直アナ)が本社勤務時に書いていたぜ。
姫:確かにそうだけど私がドバイで芝の1800m走った際の発走時間は現地の夜だったわ。
くた馬:ドバイは事情が違うんだよ。王室関係者などが集う関係から夜にビッグレースとか組みやすいんだぜ。
くた彦:ヨーロッパだと夕方、確かリス子(リスグラシュー)が行ったオーストラリアだと現地の黄昏時(大体17時前)とかデフォだし。
くた馬:東日本大震災の前まではJRAも『薄暮競馬』なんてのやって札幌の最終を17時前後にしたり小倉の最終を16時30分にするとか相応に工夫してやってきたんだがその際でもネットの掲示板上だけどナイターの方がいいって意見は出ていたが。
くた彦:蛇足だけどアメリカのダート三冠競走だと現地の19時前とか。
姫:結構ばらついているのね。
くた馬:姫の話実現させるならまずは施行規定の改正だろ。それに基づいてナイター設備の整備計画上げて事業予算ごと農水省の認可もらわないと進まないだろ。
くた彦:なんとなく地方側が抵抗する気がするな。実施するとなれば岩手の最終や高知や佐賀なんて売上的にもドンかぶりだし。
姫:それで食えている地方が経営難になるのもまずそうだし。あと投票方式が追い付かない気が。
くた彦:あとウルトラCを言ってしまうと南関東(大井がベスト)と兵庫(園田がベター)に内馬場で芝コース造成して盛岡方式で1日1~2レース施行とか。
くた馬:あのきつそうな園田のコーナーワークに芝コース造成かよ。何か距離にかかわらず脚部に負担になりそうな気がするぜ。馬の福祉的にもまずくないか?
姫:まー難しいのね…アタシ嫌なこと言っちゃったかしら。
JRAでナイター競馬を解禁させる、地方競馬に芝コースを増やす…いろいろ策は考えてみるもののモグラたたき的にリスクとベネフィットが交錯し姫も不思議な表情であった。ただ、3頭とも海外遠征経験があるためか、海外の実情もそれなりには知っているようであり、ウチも受け流すわけにはいかない部分もあって一ファンとして考えさせられた(^^;)