12月25日の大井競馬第4レースの出馬表によると、熟練したアナウンサーでも噛みそうな名前の馬が新馬戦を走った。
漢字に書き起こすと『李(すもも)も桃も桃』となるのだが、『モ』だけでも8字という難関極まりない馬名。
TwitterのラジオNIKKEIアナウンサーズのアカウント(管理人は大関隼アナ)に塗り絵が流れる際は、馬名によっては区切りに赤線か何かで『/』が入っていることがあるが、それに基づいた場合は、
『スモモモ/モモモ/モモ』
という表記がされるとみられる。それであってもここまでくるとアナウンスの基礎をみっちり叩き込まれても噛みかねないリスクは十分に考えられる。このレースを手掛ける耳目社のTwitterアカウントに流れる塗り絵だと出馬表に勝負服の色が塗られていることが多いが、それだけでも間違いなくしゃべるのはアナウンスの基礎が身につかないとクリアできない事実をまざまざと感じさせられた。
ラジオNIKKEIの中央競馬実況中継の60周年の特設サイトに競馬実況アナから目指す人へのメッセージとして『アナウンスの基礎を身につけないとこの仕事は務まらない』というのが多かったのを目にしている者としては、その考えがなるほどあてはまると同感できたのは想像に難くない話であった。
この実況アナ泣かせの馬、着順はというと9頭立ての8着(最終的には7番人気)。
それにしてもこのような難読馬名をキッチリ捌ける競馬実況アナは尊敬してしまう…(^^;)