ラジオNIKKEIの競馬中継を聴いている方なら、山本直也アナの障害戦での『踏み切ってジャンプ!』のフレーズはおなじみかと思うが、私がラジオNIKKEIにハマってから季節的に聴く番組に、直也アナが自ら出演のリードをとる番組に毎年秋に放送される『21世紀の台湾と日本』という特番がある。日台交流の顔という直也アナのもう一つの顔を知るきっかけで聴き出したが、その年数を重ねるうちに『どこよりも詳しい台湾情報』的に聴くようになり、秋になると密かに楽しみにしている特番の一つである。

 

その特番も、今年が放送開始20周年ということで、9月から不定期に第1放送で30分1コマ方式で放送するようになり、11月~12月の間は毎週土曜日朝9:00からの30分を使って放送している。この時間となると普段なら第2放送のうまきんⅢの再放送を聴いているが、それをタイムフリーに回してでもライブで聴きたい番組である。

 

普通の海外情報番組だと現地への旅行に対応した内容が多いがこの番組はひと味違う.。旅行しなくても台湾の『いま』に重きを置いた内容が主体で、旅行しなくても台湾の今を体感できるラジオの海外情報としては聴きごたえのあるものになっている。直也アナは知る人ぞ知る台湾好きを自称していることもありその取材にも余念がない。競馬実況の合間を使って自ら台湾に足を運ぶのはもちろんだが、日台交流協会への取材も抜かりなく行っておりその熱の入れようは本格的といっていい。まさに局を代表(実際の直也アナはフリーだが)する『日台交流の顔』としては他の追随を許さないといってもいいくらいである。脇を固めるパートナー陣も豊富。台湾出身のリポーター・アイドルはもちろんのこと、留学生もふんだんに配置し、パーソナリティと情報の充実性にもこだわった中身に仕上がっている。これも聴きごたえを増す。そのやり取りも面白く聴き心地がよい。

 

ラジオNIKKEIの競馬実況アナのそれとは違う面を探るようになった自分としてはこの番組はヒット商品的に見てもいい。毎年秋の恒例行事に加わりそうな特番である(^_^)

 

 

※本当はSNSみたいにradikoのタイムフリーのシェアができればいいのだがそれがアメブロの場合はハイパーリンクを貼る形式しかできずに無理な話で…(-_-;)