久しぶりにウチのお馬さん紹介!


今回は新規に我が家に入厩したお馬さん。初のハーツクライ産駒で現物は引退し繁殖生活を始めたばかりのリスグラシュー。我が家では『リス子』と呼んでいる。

 


リス子は阪神ジュベナイルフィリーズからオークスまではソウルスターリングさんの陰に隠れ、秋華賞で今や海外転戦を重ねるディアドラさんの陰に隠れ、その年のエリザベス女王杯では同世代のモズカッチャン様の陰にまで隠れ、不遇の3歳時を過ごすことに。しかし、翌年に外国人騎手が主戦になってからは覚醒し、4歳時のエリザベス女王杯をクビ差で制してからは複勝圏内を外さなくなりダミアン・レーン騎手とのコンビで最後の3戦を快勝し、宝塚記念では名だたる牡馬を、ラストランの有馬記念では後日登場する『姫』ことアーモンドアイを掲示板圏外に沈め牝馬初となる『宝塚記念・有馬記念同一年制覇』を達成しドラマチックに有終の美を飾った。グランプリの合間でオーストラリアのコックスプレートにも勝利している。

 

ウチに来たリス子はかわいいかなと思ったら顔つきが気高く、目つきを見ても鼻面の流星も相まって『かわいい』よりは『かっこいい』の方が際立ち、私と話すと気が強い面も見せる。ウチの牡馬の皆さんにも物おじせず、現役組には『何やってんの~!』とお姉様的な面も見せる。ただ、ベテランのおじさん連中には歯が立たないこともありくた馬(ディープインパクト)からは生意気呼ばわりされることも。自分の一人称も『リス子』であり、あいさつするときは『リス子でーす』ってちょっとチャラけた口癖まである。それに見た目からキャリアウーマンタイプなので、それなりに頭のよさそうな感じも見受けられる。

 

我が家には牝馬の入厩は久々ということもあり、この先は後から入厩する牝馬とリーダー的な位置を争うことも考えられる。