ウチのお馬さん紹介7頭目で「くた」を頭につけて呼ぶお馬さんはこれが最後。あまり目だった活躍はないのだが顔の美しさでスカウトした「くたった美女」縮めて「くた美」ことハープスター。


現物は2歳の時新潟2歳ステークスで圧勝劇を見せつけたのち桜花賞を勝ち、オークス2着の後その年の札幌記念でくた彦(ゴールドシップ)に勝ち凱旋門賞に挑むも6着。その後国内2戦とドバイに遠征するが鳴かず飛ばずで引退し繁殖入り。私が自称する女神様ことベガは祖母(女神様はくた美の母親以外牝馬を輩出していない)で、くた美自身はくた馬(ディープインパクト)の産駒。実はおてんばのところがあり京都記念に出走した際進路妨害をやらかし主戦だった川田将雅騎手に騎乗停止を見舞ったこともある。伯父連中にはアドマイヤの冠号が3頭おり、種牡馬にもなっている。うち1頭は中央・地方に良質な子を輩出しNARグランプリで特別表彰も受けたダートの鬼ことアドマイヤドン(彼自身も朝日杯フーチュリティステークスを制しダートのG1級6勝の実績を持つ)である。くた美の母親の父(ファルブラヴ)は東京競馬場の改修のため中山で代替開催されたジャパンカップを制している。産駒は小倉で未勝利を脱出したアストライアがいるが抹消され繁殖入りしている。その下のロードカナロアの子がデビューを待つ。きょうだいではドゥラメンテを父に持つ弟もデビューを待つ。
桜花賞の後中距離路線を使っているが1勝しか実績がないので、個人の感想としては実力適性は幻のマイラーではと思っている(笑)
 
ウチに来た時、「くたった美女」が転じて「くた美」と呼ぶことになるが、くた美は顔が美しい以外は外見も性格的にもあまり特徴がなく、私が呼ぶと、
「何~?」
って返す程度だが気分によってはアンテナのように鼻をとがらせることがあり、その勢いで情報を得ようとするため、『抜けてるようでしっかりしている』一面がある。父であるくた馬のことは時々『お父さん』になることがあり思いのほか甘えん坊。鹿毛ではあるが毛色が近めのジローちゃん(オルフェーヴル)とは仲良く歩くことが多く、『デートすれば似合う二人』的なところも見せる。
ウチのお馬さんにはくた子(ジェンティルドンナ)を合わせ牝馬が2頭しかおらず、女同士の仲の良さもくた子と見せることがある。しかしくた子と2人では女子会的なことはやらず、意外と孤独な面ものぞかせることも(^^;)
 
※ウチのお馬さん紹介のうち引退馬の紹介は今回が最後の予定ですが(笑)、次のお馬さん紹介では現役部門のお馬さんの紹介を行おうと思っております。また、これまでに登場したお馬さんが他愛のない会話するストーリーもこのブログで書いていけたらと思っています(^_^)