本来の馬名とは別に「くた」を頭につけたあだ名をつけて呼ぶ馬がいることは前に書いたが、その2頭目で「くた彦」と呼ぶゴールドシップのことを今回は書く。

現物は2019年に産駒がデビュー。3歳時は当時2度目の大怪我から復帰した内田博幸騎手(JRA移籍後最初の大怪我を克服してダービージョッキーになった経歴がある)に皐月賞をプレゼントし、その年の菊花賞や有馬記念を制したほか、4~5歳時には宝塚記念を連覇、6歳時には天皇賞・春を勝つなど比較的中・長距離路線で需要があった。種牡馬としては生産界に確立されるステイゴールド系の血筋も先だって登場したジローちゃん(オルフェーヴル)と共に担う。
「くたった彦左衛門」が詰まって「くた彦」になったが現物がゲートを出るときにやんちゃするなどむらっけがあったのとは違い、(個人の感想だが)ぬいぐるみでは屈託のない顔立ちで心は優しい。おまけに白い体からモフモフ感も感じてしまう。ただ、年齢を重ねると大久保彦左衛門になりそうなイメージを感じ「くた彦」と呼ぶに至る。耳が敏感なところがあり、弟に言わせると風貌が『猫』みたいに思うことがよくあるという。
くた彦はこれまでに登場したおじちゃん(オグリキャップ)とは芦毛同士から、ジローちゃん(オルフェーヴル)とくた夫(キタサンブラック)とは現役時に歩んだ路線が比較的似ていることから話の分かる同士で仲が良く、ウチのお馬さんの中ではムードメーカー的役割を果たしている。ただ、朝の挨拶とかが、
「どうも、くた彦です。モフッ。」
と口下手になることが多く玉に瑕なところでもある。
現実でこれまでにこのブログで出た4頭が直接対決するところを妄想すると、JRAのCMにある『夢の第11レース』状態になりそうである。ほかにもそんなシーンに参加できそうな馬が何頭かいるので…(^^;)
ちなみに、私にはあとどれだけ引退馬のコレクションがあるかというと…(カッコ内はあだ名)
ディープインパクト(くた馬)
ジェンティルドンナ(くた子)
ハープスター(くた美)
ついでに現役はというと…(あだ名も)
オジュウチョウサン(ピョンピョン)
ワグネリアン(ワグちゃん)
フィエールマン(フィーちゃん)
こんなラインナップにはなるが残りのお馬さんのことも引退馬の分から随時書いていこうと思う(^^;)