コロナ禍前は
良くあちこちの花火大会に行きました
中でも一番楽しみだったのは
JRAの花火大会
普段なら沢山のサラブレッドと
勝馬投票券を買い求めて
夢を追いかける沢山の競馬ファンで
溢れかえっている競馬場に
的屋や流行りのキッチンカーなどが並び
家族連れや職場グループ
若いカップルなど
いつも競馬場に来る人々とは
また違う人たちで溢れかえる
夏の暑い盛りだと言うのに
広いターフの向こうから
風が吹いてきて陽が沈むと
いよいよ
花火大会がはじまる
コンピーューター制御された花火と
音楽とのコラボレーションを
お楽しみください
アナウンスと同時にターフの端から端まで
花火の打ち合わせが始まる
その圧倒的な花火の大きさと美しさと
間近で聞く打ち上げの音と煙
それは言葉に表すことの出来ないくらいの美しさ
私にとっては芸術でした
花火に感動していると
斜め左にビールを片手に
座って花火を見ていたいた男性が
花火が打ち上がる度に
『おれの金が〜』
『おれの金が打ち上がっていく〜』
と叫んでいました
いったいあの方は
いくら
競馬と言う夢に
お金をつぎこんだのでしょうか
今、大人になって思い出しても
クスッと笑ってしまいます