お久しぶりですー
ちょっと用事があって更新できませんでした
その話は後でします
22号の表紙はあやかしです
巻頭カラー
でわ本編です
「ただいま未来さん・・・・」
「僕の前世が嶺羽だとわかり体を取り戻せた今
未来さんに伝えたいことがあります」
「高校を卒業したら・・・・・」
「僕と結婚して神山未来になってくれませんか?」
「・・・・・・はい」
「未来さん・・・!」
「わ」
「僕・・・
幸せすぎて溶けちゃいそうです・・・・」
ーそっか
あたしたち
2年後にはもう夫婦なんだー
くあああ
「え・・・・っ
ニーちゃん!?
うそっ魂は・・・?」
「ああ
体の中で眠らされてたので起こしておきました」
「眠らされて?」
「はい
僕の魂も浮幽霊にならないように猫の体の中に入れてくれたんです
聖先生が」
「あと・・・・少しだ・・・」
「けほっ・・・・」
「さくら!!」
ドッ
「戦いの最中によそ見とはずいぶんと悠長なやつだな」
龍が刺されました
「・・・・・・・毒が!?」
どさっ
「りゅうっ・・・・・・」
「愛するものの前で散り行く命はもっとも美しい・・・・
華々しく散らせてやろうではないか」
ひゅっ
「や・・・・・」
「大鷺鶴命よ我の意思に従い彼の下半身を凍てつかせよ!」
「な・・・・・ぜ
私の思い通りにいかぬ・・・!
その体をよこせ
未桜をよこせ・・・!」
ドッ
陵が飛ばされます
「陵!!」
「速・・・・」
「カラダヲヨコセ」
「あなたは何もわかっていない・・・」
時雨が炎に包まれます
「人の愛し方も
力の使い方も
あなたが今擬態している蜘蛛その弱点は
火と音
力を誇示するばかりじゃ何もうごかせませんよ?」
ー君をはじめて見る折りは
千代も経ぬべし姫小松ー
「これで・・・終わりなのか来世こそはと転生し得た命も儚く散り・・・・・
それでも好機を伺い長い年月待っておったのに・・・・」
「-・・・・・・」
ヒュッ
「祇夕を射た時の破魔矢だお前がやれ」
「・・・・・っ?」
「後でちゃんと説明してよねっ」
「へいへい」
「時雨
・・・・・あなたは周囲からの信頼が薄かった・・・・
未桜の力を利用し認めさせることで地位や権力をものにした薄情な人
でも本当は・・・・・・・
本当は弱くて怖がりで
未桜を憎悪で支配させることでしかふりむかせられない不器用な人・・・・・
嶺羽みたいになりたかったんだよね
・・・未桜は気付いてたよ時雨に想われていることを
あなたを憎いと思いながらもずっと謝ってた心の中で
『その気持ちに応えられなくて
あなたをそこまで追い詰めてしまってごめんなさい』
って」
「なぜ・・・お前が泣いて謝る・・・・
愚かなのは私・・・だと・・・・・のに・・・・」
(優く・・・・ん?
幼い)
「優」
(そっか亡くなったときの姿に戻ったんだ)
「ん・・・おに・・・・ちゃ?」
「ん?」
にこっ
「魂が浄化しきれないまま転生しちまうと
前世の罪が降りかかって短命になったり波乱の人生を送ったりする
時雨ごと優を祓ってもまた不幸にあう
こうする以外方法がなかったんだよ」
ガッ
「チッ
だったら最初からそういえよ」
「いってもお前は信じねーだろーが」
「そ・・・・それは」
「それに時雨があきらめ悪いから願望を叶えてからぶち壊さねーと現実みねーだろ」
「た・・・たしかに」
「ま 俺もお前の兄貴に会う前に前世目覚めてたら時雨側に
行ってたかもな」
「うちらはこれでよかったと想ってるえ?
未来が前世を信じひんかったら
仲良ぉなれんかった気ぃするし」
「そだね!」
「あふ・・・・・
またねむくなってきました・・・・」
「もう時間やな・・・」
「おにいちゃん
おきたらまたぼくとおそんでくれますか?」
「もちろんです!」
「よかっ・・・・
たの・・・・し・・・・み・・・」
「優くん!」
「・・・・なんだか優とは近い将来あえそうな気がします」
「へ!?
どどどこでっ!?」
『ぼくたちの子供として』
バカッ!
つーか自分で言って赤面すんな!!
だってだってホントなんですもん
END
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終わっちゃいました
寂しくなるな
エピローグがまだあるんですが・・・・・
新連載も始まるそうです!
スペシャル通信販売も24号から始まります
チェックしてみてください
でわおやすみなさい