ごんげん丸に電話すると、11月15日。
そう明日が渡船期最終日でした。
電話に出た親父さんに駐車場から船着きまで詳細を聞き出し、次の日の朝5時過ぎに意気揚々と目を覚ました。
ん?
外がえらい騒がしいな~・・・
トイレの窓を開けちょっと外を覗いてみた!
あちゃ~
めちゃめちゃ風吹いてるや~ん!!
アカンやろうな~?などと考えるよりも、姉宅から宇竜港までは20分程度。
ダメもとで行ってみる事にした。
まだ暗い出雲の夜道を走らせると、全国に知れ渡る出雲大社に近づいた。
宇竜へ行くには出雲大社がある大社町を通らないと行けないので、おのずと通るわけですが、出雲大社の少し手前に島根ワイナリーがある。
最近のワインブームで島根ワイナリーも本場フランスから職人を呼び、以前と比べると数段美味しいワインが出来るようになった。
そんなワイナリーを過ぎると出雲大社がど~んと!見えてくる。
日本では確か10月だったか11月だったかを神無月と言いますが、実はこの出雲地方だけは神在月と申します。
そう!世間とは逆なのです。
日本における神発祥の地が出雲となっているようで、その月に全国から神様が出雲に里帰りされると云う訳です。
そんな出雲大社を通り過ぎると、その神々をお迎えする稲佐浜と言うピーチに出る。
暫く海岸沿いを走ると、今度はスサノオノミコト、天照大御神を祀る日御碕神社が見えてくる。
その交差点を右方面へ下るとそこが宇竜港だ。
親父さんに教わったとおり車を港へ進めると、大きな観光船の様な渡船が街灯に照らされて薄っすらと見えた。
すでに駐車場には数台の車が停まっており、上物釣り師らしき釣り師が数名車外にたたずんで何やら相談してる風であった。
私も車を降りて、つかつかとその人達の所へ向かった。
すみませ~ん、ごんげん丸の乗り場はここでよろしいですかね?
>あ~あんた昨日電話くれてた〇〇さんかいな?
そうです。
>いや~せっかくきてまったけど、かじぇが凄いけん、どげするか?ともちょるだ~・・・
そうですね~風ちょっと酷いですよね。
>ん~、上物はじぇんじぇんダメだけど、石鯛なら行けるかともっちょったにいけんな~
>どげすーかいな~
すると、後からもう一台車が入ってきた。
降りてきたのはどうやら底物師の様だった。
>こりゃ~いけんけ~止めようか~。
>堤防にでもいけりゃ~いいが、こりゃいけん。
>あぶねていけんな~
>折角遠くからきてまったけど、悪いね~
>あんたら時間あ~ならちょっと家寄ってってごせ~お茶でも入れるけん。
てな事で、もう本当に今年はことごとくツイてない!しゃ~ない、自然には逆らえない。
車を移動し、ごんげん丸が経営している木村荘へ後から来た底物師とお邪魔することにした。
お母さんも出てきて、親父さんと二人で申し訳なさそに何度も謝るので、かえって恐縮してしまった。
出雲弁で豪快にしゃべる親父さんの話を聞きながら、後から来た底物師とも会話すると、その方はなんと広島からだった。
よくこちらへは来られるんですか?
>いえ、初めて来ました。
>昨日から天気が悪かったので半信半疑で来たんですが、残念です。
そんなやり取りを暫くしながら、温かい日本茶を頂き帰路に着いた。
しかし、本当に今年は踏んだり蹴ったりだな~と自分でも笑いが出るくらいであった。
こうなればいよいよ釣りに行ける日が限られてきた。
スケジュールを何度見ても、次に行けるのは11月23日だ。
この23日を含めて年内あと二日しか行けない。
頼む!行かせてくれ・・・
そう願いながら11月23日和歌山県中紀のホームグラウンドへ向かった・・・
今年はまだ60オーバー1枚すら上がってないという・・・
可能性低いんやろうな~などと思案しながら、港に着くと、何と!!また強風が・・・つづく
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そう明日が渡船期最終日でした。
電話に出た親父さんに駐車場から船着きまで詳細を聞き出し、次の日の朝5時過ぎに意気揚々と目を覚ました。
ん?
外がえらい騒がしいな~・・・
トイレの窓を開けちょっと外を覗いてみた!
あちゃ~
めちゃめちゃ風吹いてるや~ん!!
アカンやろうな~?などと考えるよりも、姉宅から宇竜港までは20分程度。
ダメもとで行ってみる事にした。
まだ暗い出雲の夜道を走らせると、全国に知れ渡る出雲大社に近づいた。
宇竜へ行くには出雲大社がある大社町を通らないと行けないので、おのずと通るわけですが、出雲大社の少し手前に島根ワイナリーがある。
最近のワインブームで島根ワイナリーも本場フランスから職人を呼び、以前と比べると数段美味しいワインが出来るようになった。
そんなワイナリーを過ぎると出雲大社がど~んと!見えてくる。
日本では確か10月だったか11月だったかを神無月と言いますが、実はこの出雲地方だけは神在月と申します。
そう!世間とは逆なのです。
日本における神発祥の地が出雲となっているようで、その月に全国から神様が出雲に里帰りされると云う訳です。
そんな出雲大社を通り過ぎると、その神々をお迎えする稲佐浜と言うピーチに出る。
暫く海岸沿いを走ると、今度はスサノオノミコト、天照大御神を祀る日御碕神社が見えてくる。
その交差点を右方面へ下るとそこが宇竜港だ。
親父さんに教わったとおり車を港へ進めると、大きな観光船の様な渡船が街灯に照らされて薄っすらと見えた。
すでに駐車場には数台の車が停まっており、上物釣り師らしき釣り師が数名車外にたたずんで何やら相談してる風であった。
私も車を降りて、つかつかとその人達の所へ向かった。
すみませ~ん、ごんげん丸の乗り場はここでよろしいですかね?
>あ~あんた昨日電話くれてた〇〇さんかいな?
そうです。
>いや~せっかくきてまったけど、かじぇが凄いけん、どげするか?ともちょるだ~・・・
そうですね~風ちょっと酷いですよね。
>ん~、上物はじぇんじぇんダメだけど、石鯛なら行けるかともっちょったにいけんな~
>どげすーかいな~
すると、後からもう一台車が入ってきた。
降りてきたのはどうやら底物師の様だった。
>こりゃ~いけんけ~止めようか~。
>堤防にでもいけりゃ~いいが、こりゃいけん。
>あぶねていけんな~
>折角遠くからきてまったけど、悪いね~
>あんたら時間あ~ならちょっと家寄ってってごせ~お茶でも入れるけん。
てな事で、もう本当に今年はことごとくツイてない!しゃ~ない、自然には逆らえない。
車を移動し、ごんげん丸が経営している木村荘へ後から来た底物師とお邪魔することにした。
お母さんも出てきて、親父さんと二人で申し訳なさそに何度も謝るので、かえって恐縮してしまった。
出雲弁で豪快にしゃべる親父さんの話を聞きながら、後から来た底物師とも会話すると、その方はなんと広島からだった。
よくこちらへは来られるんですか?
>いえ、初めて来ました。
>昨日から天気が悪かったので半信半疑で来たんですが、残念です。
そんなやり取りを暫くしながら、温かい日本茶を頂き帰路に着いた。
しかし、本当に今年は踏んだり蹴ったりだな~と自分でも笑いが出るくらいであった。
こうなればいよいよ釣りに行ける日が限られてきた。
スケジュールを何度見ても、次に行けるのは11月23日だ。
この23日を含めて年内あと二日しか行けない。
頼む!行かせてくれ・・・
そう願いながら11月23日和歌山県中紀のホームグラウンドへ向かった・・・
今年はまだ60オーバー1枚すら上がってないという・・・
可能性低いんやろうな~などと思案しながら、港に着くと、何と!!また強風が・・・つづく
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