目指したのは女性トイレ
先日、図書館を利用する為バービカン・アート・センターに行きました。
良くいく場所なので、トイレは毎回、女性マークがある扉を押して、普通に利用しています。
この日も、当然このマークを目指して行きました…。
緑色の文字に
ところが、私を待ち受けていたのは、A4版の紙に緑色で記された、
「Gender Neutral Toilet」の文字でした。
これを見た瞬間、心の中で「私は中性じゃないぞ」と叫び、コートの裾をひるがえして立ち去ろうとしましたが、ほぼ同時に「違う!これは性別不問のトイレってことだ!入っていいんだ!」と思い直し、裾をひるがえし直して扉を押しました。
中は前回の利用時とまったく同じで、あえて言えば男女の二人組が鏡の前で互いの身だしなみを整えあっている光景を目撃しただけでした。
そもそもなぜこんなことになったのか。おぼろげな記憶をたどれば、公衆トイレの男女別の表記が無くなり、男性でも女性でもノンバイナリーでも同じトイレを利用できるようにする試みはコロナ禍のロックダウン中に始まったように思います。
ロックダウンが明けて外出ができるようになったころから、実際に劇場や映画館で目のあたりにするようになりました。
実際に、近所の映画館でも表示が「Ladies (女性トイレ)」→「Toilet (トイレ)」に、「Gents(男性トイレ)」→「Toilet (トイレ)」→「Toilet with urinals (トイレ 男性用便器あり)」へと進化しました。
困惑する、いち利用者
私は給与や雇用を平等にするのは問題ないと思うけれど、衛生面にまでこうした世相を反映させるのはどういうものかと思ってしまう派。適切に清潔にできるのかという点で中性、いや性別不問トイレにはまだ抵抗があります。オールドスクールと言ってしまえばそれまでなのですが。
抵抗があっても、別の選択肢があるわけでもない。仕方がないので次回バービカンへ行く時は、迷いなく「Gender Neutral Toilet」を利用できるよう、コロナ禍が明けてからタンスの肥やしになっているハンドサニタイザーを持参することにします。

