zootie styling lab 石川です。
実はLABにいらっしゃるお客様のお悩みに多いのが「パンツ選び」に関すること。
皆さんもパンツ選びに失敗したことありませんか?
私はあります(キリッ
というわけで、今回は「パンツ選びの際に気をつけたいこと」を記事にしたいと思います。
「入った!」と「ぴったり!」はまったく別のもの
先日事務所に来ていた実店舗のスタッフY氏を捕まえて、パンツについて話していました。
「体型によって似合うパンツの形が違いますよ~」という記事を書こうと思っていたからです。
(またすぐにアップします)
その話をしていると、パンツを買うときの話になりました。
Y氏は店舗の販売員なので、自分にあったサイズ感というものは熟知しているはず。
Y氏にパンツを買うときに気をつけていることがあるかどうかを聞いてみました。
Y氏:
とにかく下半身がボリューミーだから困ってるんだよね。
本当はLサイズなんだろうけど、言うの恥ずかしいしね。
SとかMで入ったもんなら買っちゃうよね。嬉しくて。
Sで入ったら狂喜乱舞して買っちゃうよね。いや、マジで。
※ちなみにY氏は身長165cmで、お尻・太もも、要するに下半身にボリュームがある感じの体型。
特にお尻を気にしている印象です。
※ちなみにY氏のコメントは私の脚色が加わっています。もっと普通にしゃべる人です。Y氏ごめんて。
Y氏の体型はいわゆる標準体型。
標準ということは、結構みなさんが体験したことがあることなんではないかと。
Y氏のコメントにある「入った!」を勘違いされている方は多くいらっしゃると思います。
洋服のことをよくわかっているはずのY氏もこの「入った!!!」という魔法に惑わされてしまっている。
ここでお伝えしたいことは
入ったからといってそれが自分の体型にあったサイズというわけではない。
とうことです。
そもそも、本来LサイズなのにSサイズはいちゃったらどうなっちゃうんだろうか。
百聞は一見にしかず
ちょうどよかったので、Y氏に実際試着してもらいました。
試着したのはこちら↓
◆zootie(ズーティー):ソフトデニム ストレートスリムパンツ
このデニムの特徴
・細身のシルエットのため、Mサイズ・Lサイズの展開
・ストレッチがとても効いたソフトデニムを使用している
・形はベーシックなストレート
まずはMサイズを試着してもらいました。
前のシルエットはとてもきれいにみえますよね。
やわらかくとても伸縮性のあるデニム生地なので、普段LサイズをはいているY氏も窮屈さなくはけます。
ただ、ストレートのシルエットというよりは、スキニーに近いシルエットになってしまっているのが気になりますね。
さて後ろはどうでしょうか。
きれいにはけてるじゃないか!と思われた方もいらっしゃるかも。
でも
生地が伸びてしまい、ポケットの上からでもお尻の肉を拾ってしまっています。
では続いてLサイズをはいてもらいます。
なにより、ストレートのシルエットがでてきました。
問題の後ろは。。。
横に並べるとわかりやすいかもしれません。
お尻が無理をしておらず、心なしか小さくみえません?
もちろんLサイズなので、ウエストにも余裕があったようです。
サイジングってなんだ?
ここ最近はスキニーが多く、故にストレッチ素材のものが多いですよね。
それもそうです。
だってはきやすいんだもん!!
でもストレッチ素材のものほど、サイジングをあやまってしまうことが多いのです。
それもそうです。
だって入ったんだもん!!!
うん。わかります。
Y氏も
Mがはけた!しかもぜんぜんキツくない!
Mサイズください!!!
と言っていました。
しかし、写真を見比べるとよくわかりますよね。
Lサイズください!!!
サイジングとは
デザインを崩さずバランスがよく見え、自分に適したサイズを選ぶこと。
「入った」ではなく「自分に適している」を基準にしましょう。
サイズがあるのは、そのパンツのデザインを活かして、をきちんとしたサイジングではいてもらいたいから。
パンツを選ぶときのチェックポイント
・フロント部分のポケットの生地が無理をしていないか
・ZIP(ボタン)部分は無理をしていないか
・ヒップ部分は大丈夫か
試着の際は、全身を映せる鏡で前後左右をしっかり確認してみてください。
試着室の鏡で見られる方も多いと思いますが、全体のバランスを見るときは「3歩下がってみる」のがおすすめです。
近いと全体は見えないですからね。
自分にあったサイジングで皆様のパンツスタイルがウキウキしたものになりますように。