麒麟は世に聖(ひかり)ある時に出づる 国立国会図書館デジタルコレクションで『少年文学 動物園』(明治26年)という本を見つけた。 この本の最後の章で豹駝が紹介されている。送り仮名は「じらふ」。当時は、キリンよりジラフが通称だったらしい。 キリンが登場するのは文章の最後で以下の記述。 昔中国では「此獣(このけもの)を麒麟(きりん)と称(とな)へ天下治まり世に聖(ひかり)のあるときは此獣も亦出(い)づるとなん傳(つた)へたり」 麒麟が出づる世を切に願う。 国立国会図書館デジタルコレクション 【動物園:少年文学】 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1919831