今日のゼミは、4年生が自分の研究を紹介するものでした。皆さん、初めての経験で大変だったと思います。ご苦労さまでした。

ゼミの中でもコメントしましたが、研究に対する面白さや「わくわく感」が、全く感じられず伝わってこなかったのが残念でした。

他機関の研究者に参加してもらいましたが、懇親の場で彼が話す内容はとても楽しく興味あるものだったと思います。3年生が目を輝かせて聞いていたのを知っていますか?以前にもこのブログに書きましたが、不思議の解明にはいつも「わくわく感」が伴うものです。

皆さんが研究発表した際に、その「わくわく感」が伝わってこなかった理由を考えてみました。

ひとつは、皆さんが自分の研究テーマに興味を持っているのかどうか、研究を楽しんでいるのかどうか、ということです。

ふたつめは、自分の研究テーマを深く理解しているのかどうか、ということ。

みっつめは、自分の研究を理解するために情報を集めているかどうか、ということです。

他人に、自分の研究の面白さを伝えるには、まず研究を楽しむこと、その研究の意義を十分に理解すること、そして、そのための情報収集に努めることが大切です。

卒業研究の成果発表まで、あと残り半年です。本当に研究をやりたいのかどうか、自分の心の中に問いかけて下さい。