市川市動植物園のサル山を訪れると、
二ホンザルの群れの中に1点、黄色のヌイグルミを発見することができます。
その黄色いヌイグルミをよくみると、
なんとただいま人気絶頂のキャラクター、リラックマではありませんか!?
さらによくよくサル山を観察していると、
そのリラックマにちょこちょこ近づく一匹の子ザルを見つけることができます。
その子ザルは、リラックマに近づいてはしがみついたり、
あるいはちょっと遠くに移動するときは、リラックマをかかえて移動します。
子ザルの名前は、オトメちゃん。
オトメちゃんは、昨年の6月20日にこのサル山で生まれたのですが、
じつは生まれてすぐに母ザルの育児放棄にあい、
やむなく人工哺育にて育てられた子ザルだったんです。
ニホンザルは生まれてすぐにお母さんにしがみつくんですが、
オトメちゃんがしがみつく相手は、タオルやヌイグルミだったんだそうです。
そんな中でも、特にこのリラックマのヌイグルミがお気に入りで、
いつのまにかすっかりとリラックマが母親がわりになってしまったんだそうです。
で、いつまでも人工哺育のままでは、サルの群れに戻れなくなるので、
今年になってリラックマとともに少しずつ群れのサルと距離を近づけるよう努力し、
現在、サル山でリラックマとともになんとか群れと同居できるまでに至ったんだそうです。
ということで、オトメちゃんが親ばなれするまでは、
まだしばらくリラックマとオトメちゃんのいるサル山を見られそうです。
(2009年4月19日 市川市動植物園)
