市川市動植物園のサル山にころがるリラックマのヌイグルミ。
◎サル山にころがるリラックマ◎
このヌイグルミを見たたいていのお客さんは、
「誰かヌイグルミを落としちゃったのかしら?」
と、いいます。
じつはこのリラックマは、
昨年末にこのサル山で生まれた子ザルのオトメちゃんのお母さん代わり。
◎ほっとひと息のオトメちゃん◎
生まれてすぐに母親の育児放棄にあったオトメちゃん。
本来ニホンザルは生まれてすぐに母親にしがみつくのですが、
オトメちゃんは母親がいなかったために、しばらくは人工哺育で育てられ、
いつしかリラックマのヌイグルミを母親代わりにするようになったのです。
そんなオトメちゃんなんですが、
今日のサル山では、いっそうみんなと仲良くなっておりました。
とくに同時期にこのサル山で生まれた子ザルのミミ、マルコの2匹とは、
もうかなりしっくりとなじみ、
一緒に遊んでいる姿が長く見られるようになりました。
◎サル山のくさりを使って遊ぶ同期のおサル◎
◎ぶら下がったり、引っぱり上げたり◎
◎3匹で、くさりを中心にぐるぐるまわって遊びます◎
◎くさりをなめるオトメちゃん◎
という感じで、もう心配いらないぐらい群れになじんでました。
いやー、安心、安心。
オトメちゃんも無事に群れの一員になれたようです。
そろそろリラックマも卒業でしょうか!?
それもまたちょっと寂しいですけどね。
◎リラックマとゴロゴロするオトメちゃん◎
■サル山おまけ写真
◎子ザルの空中散歩◎
◎崖っぷちのグルーミング なぜそこで(笑)◎
◎あちょー、正拳突き◎
(2009年5月3日 市川市動植物園)