「今日、調子良さそうじゃん」 


そう言われて、 少し戸惑ったことがあります。


たしかにその日はちゃんと挨拶もしたし、

必要な会話もしました。


少し笑ったかもしれないし、 

人の話に相づちも打てていた、

と思います。


でも家に帰った瞬間、 どっと力が抜ける。


「疲れたーっ」


靴を脱いだまま、 しばらく玄関で座り込んでしまう。


人前では、

意外と普通にできてしまうときもある。


「大丈夫です」 

「平気です」 

「できます」


そう言ってしまうこともある。


本当はしんどいのに、

本当は休みたいのに、

本当は誰かに気づいてほしいのに。


それでも、 

空気を読んで、

できないヒトと思われたくなくて、

フツーを装う。


調子が良さそうに見えることと、

本当に調子がいいことは、

同じではありません。


笑えたから大丈夫。

話せたから大丈夫。 

仕事に行かれたから大丈夫。


そうとは限りません。


その裏で、

ものすごく気を張っていたのかもしれない。

誰にも見えないところで、 

何度も自分を立て直していたのかもしれない。


だからもし今日、 

人前では普通にしていたのに、

一人になった途端に疲れてしまったなら、

それは弱さではなく、

あなたが、

なんとか今日を過ごしてきた、

その証です。


元気なふりをしてしまった自分をねぎらい、

無理をしてしまった自分に少しだけ優しく。


「自分、今日もがんばった」


そんな言葉を自分にかけてみてはどうでしょうか。


今日もここに来てくれて、ありがとうございました。