岡雄三様

今日、大好きなベーシスト岡雄三さんの葬儀にて
お別れを言ってきました。

「岡さん」と呼んだら振り返ってニッコリ笑ってくれるあの姿も。
嬉しそうに可愛い猫ちゃんたちの写真を見せてくれる姿も。
眠れない真夜中のチャットでのいろんなおしゃべりも。。。
ドラマーがカウントして、あなたがグルーヴして曲が
始まり、私が歌わせてもらい、
描き出すワクワクするような1曲1曲のストーリーも。
身勝手ながら、ずっと続いて行くものだと信じておりました。

今日、あなたに「ありがとう」を言って、
あなたが本当にいなくなってしまったんだと
自分の頭で理解しました。
それでもまだ心が追いついて無いのが正直なところです。

手術後、食べられなくなって、
「みんながご飯を食べた後、集中力がなくなっているのを
すごくわかるようになりました」と言われたことがあり、
私は、緊張しながらあなたの音に耳を澄ませて
歌うのが癖になりました。
スタジオで演奏が始まると、あなたがいるだけで
ピリリと緊張感に溢れ、
「今日しかできない最高の瞬間」を
毎回突き詰めて行くそのミュージシャンとしての
立ち姿が大好きでした。
体調が悪い中、あまりにハードな
あなたのスケジュールを心配する私に、
「ZOOCOさんとできなくなったら、
僕、具合が悪くなっちゃいますから!」って
笑って逆に気遣ってくれましたね。
あなたはいつも本当に優しい人でした。。。

ストイックなあなたの音楽への姿勢と、
優しさ、生き様を尊敬しています。
ずっと大切に、私に刻んで忘れません。

痛みや病の苦しみから解放されて、ゆっくりと休んでください。

今までも、今も、これからも
ずっと大好きなベーシスト岡さん。
私と一緒に音楽してくれてありがとうございました。