地震から約三週間がたちました。
あまりにも甚大な被害に、本当に胸が苦しくなります。
今回の地震で被害に遭われた全ての方々に
心よりお見舞い申し上げます。
またこの地震で亡くなられた多くの皆様のご冥福をお祈りしています。
地震以来、自分自身の無力さに落ち込み悩んできました。
考えて考えて、見えて来た「思い」を今日は正直にみなさんに
お伝えしようと思います。
これによって、気分を害される方もいるかもしれません。
でも、あくまでも自分に正直にみなさんに伝えたいと思うので
どうぞお許し下さい。
私が東京に音楽を夢見て状況した頃、右も左も分からずに迷って
ばかりいた頃に、尊敬するある人から今も大切にしている言葉を
もらいました。それは
「ZOOCO、地震や災害があった時に水道屋さんは、水道をなおして
ガス屋さんはガスの工事をしてみんなを助けることができる。
でも、音楽は目に見えて人を助ける仕事ではないよね。それでも
音楽は人の心にとって、とても大切な役割をする事ができる。
そういう形のない仕事を選べたあなたは素晴らしいんだよ」と
言われてその言葉を心の支えにずっと頑張ってきました。
阪神大震災の時、次の日に大阪と神戸にニューアルバムの
プロモーションとレコード店のライブに出かけるはずだった私。
そのちょっと前に、神戸でラジオ番組もやらせてもらっていたので、
大変ショックを受けました。一ヶ月ほどたって中止にしていた
レコード店でのライブをやろうということになり
「こんな時に歌いに行っていいのだろうか?」という気持ちを
抱えながら神戸でライブをやらせていただきました。
見に来てくれたお客さんの中には、被災されて作業の合間に
泥だらけの服のまま歌を聴きにきてくださった方が何人もいました。
「来てくれてありがとう」と温かい言葉をもらって、逆に私が泣けて
泣けて。。。歌って来て良かったと力をいただきました。そして
「音楽は心にとって大切なんだ」というあの言葉を信じて
本当に良かったとあの日思いました。
しかし、今回の地震は、私にとってその言葉を信じられなくなるほど
の衝撃でした。テレビから繰り返し流れてくる凄まじい映像に、
歌や音楽どころか、言葉さえも失っていました。
たぶん、日本の多くのみなさんが同じような気持ちだと思います。
電力の問題もあり、「ienomi」のイベントも中止するべきではないか?
ともなやんでいました。
そんな時、被災された方々からメールをいただきました。
私の曲を聴いてがんばっているというものや、出産後の私の復活の
イベントを楽しみにしているといったもの。また家が被害にあったので
チケットの送り先を変更して欲しいというものもありました。
私は「歌い手」です。聴きにきてくださる人がいるならば、出来る限り
どこへでもどんな時でも行って精一杯歌を届けたいと思います。
だから4月24日のイベント「ienomi」をやる予定です。
アコースティックの少しいつもと違う編成にして行います。
もちろん原発の問題などありますので、危険を伴う場合は中止します。
でも、私自身はいつでも歌ってみなさんと素晴らしい時間を
共有できるように、メンバーとリハーサルに入って
準備万端にしてお待ちしております。
みなさま、是非笑いに、歌いに、遊びにきて下さい。
お待ちしております。
昨日Jayeさんのブルースアレイでのゴスペルライブにゲスト出演させて
いただきました。
みんなで祈り、歌い、こんなに笑ったのは久しぶりだなぁって
いうほど楽しみました。
クワイアーのみなさんも温かく、本当に素晴らしいステージでした。
Jayeさんは私に
「俺たちが元気じゃないと、被災地にも元気をあげられないねん」
と言いました。弱って悩んで泣いてばかりのだらしない私でしたが、
久しぶりに「音楽っていいなぁ」と勇気をいただきました。
感謝しています。
少しずつ自分に出来る事を探しながら前に進んで行きたいと思っています。
一緒にラジオ番組をやらせていただいた東北放送の
みなさま、仙台のライブハウスennのみなさま、
マカナのみなさま、ツアーでお邪魔した
いわき市のBar Queenのみなさま、それから
石巻のLaStradaのみなさま。
ライブに遊びにきて下さったみなさま。
お世話になった東北地方のラジオ、テレビのみなさま。
ラジオのイベントで募集して作った仙台の
クワイアー「Million Smile Voices」のみなさま。
みんなで練習してステージしましたね。
「zooco先生」と初めて先生とみなさんに
呼ばれて、恥ずかしいような嬉しいような。。。
あのときのみなさんの笑顔を思い出しています。
全員の名簿を改めて見せてもらいました。
今回ニュースで出て来る名前の住所ばかり。。。
地震後、ずっとみなさんの事を考えています。
もしも何か必要で私にできる事がありましたら
私のホームページの中にメッセージが届くように
なっていますので、是非メール下さい。
みなさまのご無事をお祈りしています。
長々と私の気持ちを綴ってきましてすみません。
もしも不快な思いをされた方がいたら本当に
申し訳なく思います。
ただ、一緒にみなさんと少しずつ前に向って行きたいと
心から願っています。
どうぞよろしくお願いします。
あまりにも甚大な被害に、本当に胸が苦しくなります。
今回の地震で被害に遭われた全ての方々に
心よりお見舞い申し上げます。
またこの地震で亡くなられた多くの皆様のご冥福をお祈りしています。
地震以来、自分自身の無力さに落ち込み悩んできました。
考えて考えて、見えて来た「思い」を今日は正直にみなさんに
お伝えしようと思います。
これによって、気分を害される方もいるかもしれません。
でも、あくまでも自分に正直にみなさんに伝えたいと思うので
どうぞお許し下さい。
私が東京に音楽を夢見て状況した頃、右も左も分からずに迷って
ばかりいた頃に、尊敬するある人から今も大切にしている言葉を
もらいました。それは
「ZOOCO、地震や災害があった時に水道屋さんは、水道をなおして
ガス屋さんはガスの工事をしてみんなを助けることができる。
でも、音楽は目に見えて人を助ける仕事ではないよね。それでも
音楽は人の心にとって、とても大切な役割をする事ができる。
そういう形のない仕事を選べたあなたは素晴らしいんだよ」と
言われてその言葉を心の支えにずっと頑張ってきました。
阪神大震災の時、次の日に大阪と神戸にニューアルバムの
プロモーションとレコード店のライブに出かけるはずだった私。
そのちょっと前に、神戸でラジオ番組もやらせてもらっていたので、
大変ショックを受けました。一ヶ月ほどたって中止にしていた
レコード店でのライブをやろうということになり
「こんな時に歌いに行っていいのだろうか?」という気持ちを
抱えながら神戸でライブをやらせていただきました。
見に来てくれたお客さんの中には、被災されて作業の合間に
泥だらけの服のまま歌を聴きにきてくださった方が何人もいました。
「来てくれてありがとう」と温かい言葉をもらって、逆に私が泣けて
泣けて。。。歌って来て良かったと力をいただきました。そして
「音楽は心にとって大切なんだ」というあの言葉を信じて
本当に良かったとあの日思いました。
しかし、今回の地震は、私にとってその言葉を信じられなくなるほど
の衝撃でした。テレビから繰り返し流れてくる凄まじい映像に、
歌や音楽どころか、言葉さえも失っていました。
たぶん、日本の多くのみなさんが同じような気持ちだと思います。
電力の問題もあり、「ienomi」のイベントも中止するべきではないか?
ともなやんでいました。
そんな時、被災された方々からメールをいただきました。
私の曲を聴いてがんばっているというものや、出産後の私の復活の
イベントを楽しみにしているといったもの。また家が被害にあったので
チケットの送り先を変更して欲しいというものもありました。
私は「歌い手」です。聴きにきてくださる人がいるならば、出来る限り
どこへでもどんな時でも行って精一杯歌を届けたいと思います。
だから4月24日のイベント「ienomi」をやる予定です。
アコースティックの少しいつもと違う編成にして行います。
もちろん原発の問題などありますので、危険を伴う場合は中止します。
でも、私自身はいつでも歌ってみなさんと素晴らしい時間を
共有できるように、メンバーとリハーサルに入って
準備万端にしてお待ちしております。
みなさま、是非笑いに、歌いに、遊びにきて下さい。
お待ちしております。
昨日Jayeさんのブルースアレイでのゴスペルライブにゲスト出演させて
いただきました。
みんなで祈り、歌い、こんなに笑ったのは久しぶりだなぁって
いうほど楽しみました。
クワイアーのみなさんも温かく、本当に素晴らしいステージでした。
Jayeさんは私に
「俺たちが元気じゃないと、被災地にも元気をあげられないねん」
と言いました。弱って悩んで泣いてばかりのだらしない私でしたが、
久しぶりに「音楽っていいなぁ」と勇気をいただきました。
感謝しています。
少しずつ自分に出来る事を探しながら前に進んで行きたいと思っています。
一緒にラジオ番組をやらせていただいた東北放送の
みなさま、仙台のライブハウスennのみなさま、
マカナのみなさま、ツアーでお邪魔した
いわき市のBar Queenのみなさま、それから
石巻のLaStradaのみなさま。
ライブに遊びにきて下さったみなさま。
お世話になった東北地方のラジオ、テレビのみなさま。
ラジオのイベントで募集して作った仙台の
クワイアー「Million Smile Voices」のみなさま。
みんなで練習してステージしましたね。
「zooco先生」と初めて先生とみなさんに
呼ばれて、恥ずかしいような嬉しいような。。。
あのときのみなさんの笑顔を思い出しています。
全員の名簿を改めて見せてもらいました。
今回ニュースで出て来る名前の住所ばかり。。。
地震後、ずっとみなさんの事を考えています。
もしも何か必要で私にできる事がありましたら
私のホームページの中にメッセージが届くように
なっていますので、是非メール下さい。
みなさまのご無事をお祈りしています。
長々と私の気持ちを綴ってきましてすみません。
もしも不快な思いをされた方がいたら本当に
申し訳なく思います。
ただ、一緒にみなさんと少しずつ前に向って行きたいと
心から願っています。
どうぞよろしくお願いします。